環境動態・浄化

下水汚泥炭化物による脱硫・脱臭技術の開発／NEDOプロジェクト（平成22～24年度）

下水処理場で大量に生成する汚泥の処理が問題になっています．現在は，主に焼却処理されていますが，水分が多いことから化石燃料である重油を補助燃料として用いており，CO2排出につながっています．そこで，下水汚泥を発酵・炭化させるプロセスが開発されていますが，その際に生成するアンモニアやSO2については酸・アルカリ溶液に吸収させる方法が採用されています．本研究では下水汚泥炭化物による脱硫・脱臭技術を開発することにより，本プロセスの省エネ化を目指しています．

Hgのマテリアルフロー調査／環境省プロジェクト（平成23～24年度）
Hgの気象拡散シミュレーション

　本研究室ではこれまでに微粉炭燃焼プロセスにおけるHg挙動を検討してきました．現在は，Hgのマテリアルフロー調査や気象拡散シミュレーションを行っています．