セミナー1 
世界標準の臨床実習はこれだ
日  時  2016年8月19日(金)17:15〜18:45
会  場  医学部記念会館 2階
筑波大学の取り組み : 筑波大学における参加型臨床実習の実際
講 師 : 前野哲博(筑波大学)
概 要 :
筑波大学は、2007年度より78週間の参加型臨床実習(クリニカルクラークシップ、以下CC)を導入している。具体的には、4~5診療科から構成されるユニット(7つ)を8週ずつ実習する必修CC、希望する診療科を4週×2診療科で実習する選択CC、地域で市中病院実習(6週)+診療所実習(1週)+地域滞在型実習(1週)を行う地域CC、自分が興味を持つ施設・領域で実習する自由選択実習(6週)で構成される。実施に当たっては、十分な実習期間を確保するとともに、学生全員への院内PHSの貸与、本学独自の地域医療教育センター・ステーション制度(本学教員が地域医療のフィールドで直接指導するシステム)の活用等、本格的な参加型実習の実現のために様々な取り組みを行ってきた。昨年受審した国際認証を機に、今年度からは「重要な診療科」で長期間実習ができる新カリキュラムを導入予定である。
 
信州大学の取り組み:多数の地域病院と連携して1診療チームに1学生を配置する新しい臨床実習
講 師 : 多田 剛(信州大学)
概 要 :
診療参加型臨床実習を実現するために信州大学は平成19年度から県内の33地域病院と臨床実習にする教育協力協定を結び、6年次前期に1診療チームに1学生を配属する方針で4週間を1コースとする選択制臨床実習を3コース開始した。平成27年度からは臨床実習を4年次後期から開始し、5年次後期に150通りの新しい臨床実習コースを追加することで72週間の実習期間を確保した。また診療科毎に独自の到達目標を定め、地域病院毎にその全医師を対象として新しい臨床実習の説明会を3回開催して協力を求めてきた。さらに形成的な評価を充実させるためにポートフォリオを導入した。平成29年度より4年次後期から1年間の臨床実習は外科、内科あるいは部位別の専門診療科の実習を4週間毎に集約化し、徐々に診療参加型実習へ移行する予定である。
 
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