第84回医学教育セミナーとワークショップ
Seminars and Workshops in Medical Education

MEDTaaalk

日 時   
1月27日(金)10:00-16:50   
アソシエイトポイント 
ML 0.25

MEDTaaalk1 医学教育コンテンツの共有が目指すべき未来を考える

松下毅彦(埼玉医科大学)ナビゲーター:椎橋実智男(埼玉医科大学)

[ 日 時 ]
1月27日(金)10:00-10:50
[ 概 要 ]
大学はそれぞれ特色ある教育プログラムを用意し、独自の教育を展開していますが、医学教育モデル・コア・カリキュラム等にみられるように、基本的な内容は大学によらず多くの共通部分をもっています。このような共通度の高い部分については、大学間・教員間で教育コンテンツを共有することができれば、教育をより効率化できると思われます。日本医学教育学会では、このたび教育資材を共有するためのデータベースを開設しました。講義で使う医学写真、画像、イラストなどをダウンロードして自身の教育に自由に利用できます。本企画では、このデータベースの概要を紹介するとともに、試験問題や動画・音声などを収載する将来構想もご説明します。プレゼン後は、今後医学教育者間でどのような教育資材をどのようなかたちで共有していけば医学教育の効率化と発展につながるか、今後目指すべき方向を、参加者の皆様のご意見を交えてディスカッションしたいと思います。
[ 対 象 ]
大学・専門学校等で医学教育を担当しているすべての教員、医学部かそれ以外の医療系学部かは問わない。
また、主に卒前教育を意識しているが、卒後教育を担当している病院等の教育者も参加可能。

MEDTaaalk2 基礎医学系教員に転生したら冒険の書が読めなかった件~勇者を育てるMEDTaaalk

錦織 宏(名古屋大学)ナビゲーター:林 省吾(東海大学)

[ 日 時 ]
1月27日(金)11:00-11:50
[ 概 要 ]
おお、ぽすどくよ!わしは待っておった。そなたのような若者が現れる事を…。そこにある宝箱を開けるがよい。そなたの役に立つ物が入っておるはずじゃ。なんと、医学教育モデルコアカリキュラムをみつけた!さらに、医師国家試験出題基準を手に入れた!「武器は装備しないと意味がないぞ!」だが、ぽすどくのちしきが足りない!…ぽすどくは城を出た。「医学部の授業にようこそ」医学生の群れがあらわれた。医学生は共用試験CBT対策をふりまいた!「もうやめて!とっくにぽすどくのHPはゼロよ!」…おお、ぽすどくよ。死んでしまうとはなにごとだ!そなたにもう一度機会を与えよう。次のレベルになるには経験が必要じゃ。この部屋にいる者に尋ねれば、旅の心得を教えてくれよう…。(注:ロールプレイは行いません)
[ 対 象 ]
基礎医学系教員候補者不足を嘆く大学関係者。同僚・後継者不在に喘ぐ基礎医学系教員。医療系教員を目指す学生・研究者。基礎医学の教育・教員に物申したい医療従事者・学生。基礎医学系教科書・参考書の著者・編集者など。

MEDTaaalk3 IRをもっと楽に~ツールに焦点をあてて

沼沢益行(東京医科歯科大学)ナビゲーター:堀田晶子(東京大学)

[ 日 時 ]
1月27日(金)13:00-13:50
[ 概 要 ]
IR(Institutional Research)は今や全ての医学部にとって、組織運営、FD、学生支援、学生教育、研究などあらゆるミッションのために必須といえますが、その実態・運用は各大学によって様々なのが現状です。特に、目的に応じた適切なツール利用においても、何を選ぶのが適切かよく分からないというケースが散見されます。そこで「楽してIRを」というスローガンのもとに本MedTaaalkを企画しました。前半ではIRツールとも関連する研究を進められている沼沢益行先生(東京医科歯科大学)にプレゼンターを務めていただき、各種ツールの利用状況に関する調査結果及びご自身の研究内容を中心に、IRツールに関する知見をご紹介いただきます。後半では、ナビゲーターとプレゼンターのトークを通して、ツールを通した、楽なIR活動についてフランクに意見交換を行いたいと思います。IR熟練者は勿論、IR初心者、IRは取り組んでいるけどイマイチ…という方の積極的なご参加をお待ちしております。
[ 対 象 ]
IR初心者~中級者、医師、医学系教職員

MEDTaaalk4 What‘s a Nurse Practitioner (NP)?:役割、資格取得方法、臨床実践について

早野紗由美(だいどうクリニック)ナビゲーター:牛越博昭(岐阜大学)西城卓也(MEDC)

[ 日 時 ]
1月27日(金)14:00-14:50
[ 概 要 ]
診療看護師(Nurse Practitioner 以下NP)をご存知でしょうか? NPは患者の「生活の質」「医療の質」の向上のために、医師や他職種と連携・協働し、倫理・根拠に基づき一定レベルの診療ができる看護師をいいます。
本邦では超高齢多死社会、医師不足・医師の長時間労働が社会問題となっており、この難局の打開策の1つとして、2008年からNPの養成教育が開始されました。NPは看護師の経験を経て大学院に進学し、医学の視点・知識を学びます。看護と医学の両方の視点を持ったNPがいることで円滑な医療を推進し、医師の働き方改革が進むなかそのタスクシェア・シフト先として期待が寄せられており、現在需要とともに注目の高まっている資格の一つです。
本MEDTaaalkでは、NP資格を取得するまでの流れ、卒後教育、具体的活動・実績についてご紹介しつつ、今後の展望や課題にも言及したく思います。
[ 対 象 ]
看護師 ・看護学教育者・医師・その他の医療従事者

MEDTaaalk5 VRと看護学教育

大田 博(福岡大学)ナビゲーター:末次典恵(福岡大学)

[ 日 時 ]
1月27日(金)15:00-15:50
[ 概 要 ]
近年、医療者教育においてXR(Cross Reality, Extended Reality)を活用した取り組みが報告されるようになってきました。XRとは、VR(Virtual Reality)・AR(Augmented Reality)・MR(Mixed Reality) ・SR(Substitutional Reality)の総称で、リアル世界とバーチャル世界を融合するテクノロジーであり、看護学教育においてもタスクトレーニングや対象の状況理解を促すために有効であると考えられます。 本企画では、主に、看護教育における今日的課題を踏まえ、VR(Virtual Reality)について概観し、実際の活用経験から得た教育的な効果や、教授上の課題を提示し、参加者と共有します。
[ 対 象 ]
看護学教育者・大学院生・臨床看護師・その他医療者教育者

MEDTaaalk6 外科医のサステナブルな成長を可能とする腹腔鏡トレーニング

畑中勇治(多治見市民病院)ナビゲーター:今村清隆(四谷メディカルキューブ)

[ 日 時 ]
1月27日(金)16:00-16:50
[ 概 要 ]
外科医の修練において、On the Job Training(On-JT)と同等にOff the Job Training(Off-JT)が重要とされている。特に近年は腹腔鏡手術の普及に伴い診療科毎の技術認定制度が定められ高い技術が求められるが、On-JT、Off-JTともに技術取得への修練の内容がプログラムとして定められてはおらず各自に委ねられているのが現状である。On-JTは施設の手術件数や外科医自身の勤務状況に大きく左右される。一方、Off-JTの一つであるドライボックス・トレーニングは自宅や施設内でいつでも誰でも手軽に取り組むことができるといった大きなメリットがある。これは今後の課題とされている働き方改革の実施や外科医のワークライフバランスを見据えた、持続可能な修練を可能にすと考えられ、若手外科医を中心に更なる普及が望まれる。我々の取り組みとして、施設内の若手グループやSNSを介したグループでの腹腔鏡トレーニングの交流や練習会を行っている。これまでの取り組みや今後の展望について紹介したい。
[ 対 象 ]
医師・技能トレーニングに興味のある医療者教育者

第84回医学教育セミナーとワークショップ

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MEDTaaalk1 医学教育コンテンツの共有が目指すべき未来を考える
MEDTaaalk2 基礎医学系教員に転生したら冒険の書が読めなかった件~勇者を育てるMEDTaaalk
ランチタイムWebinar 医療者教育学を学ぶ:ワークショップから修士/博士課程まで
MEDTaaalk3 IRをもっと楽に~ツールに焦点をあてて
MEDTaaalk4 What‘s a Nurse Practitioner (NP)?:役割、資格取得方法、臨床実践について
MEDTaaalk5 VRと看護学教育
MEDTaaalk6 外科医のサステナブルな成長を可能とする腹腔鏡トレーニング

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