e5 野口悠紀雄『「超」発想法』(講談社、2000年)

より

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本書が提唱している方法論は、煎じ詰めれば、つぎのようになる。

(A)「発想とは、誰も考えつかなかった独創的なものを考えだすこと」という思い込みをやめる。そして、「少なくとも出発点は、模倣でよい」と割り切る。

(B)とにかく始める。準備ができていなくともよい。全体構想がなくともよい。とにかく仕事に着手するのだ。仕事を始めさえすれば、そして、それについて考え続けさえすれば、アイディアはでてくる。