e5 野口悠紀雄『「超」発想法』(講談社、2000年)
より
===============================
e5/252
本書が提唱している方法論は、煎じ詰めれば、つぎのようになる。
(A)「発想とは、誰も考えつかなかった独創的なものを考えだすこと」という思い込みをやめる。そして、「少なくとも出発点は、模倣でよい」と割り切る。
(B)とにかく始める。準備ができていなくともよい。全体構想がなくともよい。とにかく仕事に着手するのだ。仕事を始めさえすれば、そして、それについて考え続けさえすれば、アイディアはでてくる。