2022年(令和4年)117

豊田南高校

教室: 図書室

回答者数: 17

誰でも言語学: 人類の移動と言語の多様性・均一性の問題

          私は今日の模擬授業を受ける前から、言語、特に、日本語について興味がありました。そして、今日の授業を経て、言語学という学問に触れ、理解が深まり、より言語に興味を引かれるようになったと同時に、他の様々な言語と日本語を比較して気付きを得るおもしろさを感じることができました。比較して初めて分かる言語の多様性と均一性に眠気も感じないほど興味を引かれました。世界中の言語を対象として比較し、共通原理を得て言語学に答えを導く過程がとてもおもしろく、もっと知りたいと思えるものでした。言語学という理数系にはまったく関係のなさそうな学問でも、言語の性質が生物分野のDNAと似ていたり、言語を組み立てる操作が化学反応式を組み立てる過程であったり、本当に様々な分野とのつながりがあることが分かりました。だから、どんな学問を学ぶにあたっても、専門知識のみでは正しく理解を深めることはできないのだと思いました。本当に興味のある学問を正しく理解し、役立てるために幅広く学習していこうと思いました。今日の講義は、とても有意義なものになりました。

          もともと言語学を学ぶ学部と他の学部で迷っていましたが、今回の講座を受け、言語学にもより興味を持ちました。選んだ時は、少し難しいだろうなと思っていましたが、先生の授業は分かりやすく、時々、冗談なども交えて教えてくださったので、とても楽しんで授業に参加できました。世界の言語は様々で、5000もあるのに、多様だと思われていた語順が2つであったり、世界の言語の文は、3種類しかないと分かった時、驚きました。日本語、英語の他にも私たちがまったく理解できない言語もSVOタイプやSOVタイプのものが多いということが分かり、日本語や英語以外の言語も知りたいと思いました。ですが、アイルランド語やセラヤリーズ語のようなVSOタイプやVOSタイプは、とても珍しいので、面白いと感じました。さらに、日本語と英語の語順は、線対称の関係にあることが分かり、今後の英語の授業やテストで活かしたいと思いました。今回の講座を受けて言語学の面白さ、言語は均一であることを学び、改めて、言語学についてより知りたいと思えました。今まで言語について考えることはなかったのですが、世界の言語には自分が思っているよりも多様で均一だということが分かりました。今回学んだことは、これからの進路選択にも活かしていこうと思います。この講座を受けることができて良かったです。ありがとうございました。 

          今回の授業を受けて気付いたことは、いつも英語とかを勉強する意味が分からないし、なんでまったく別のものを一からやらないといけないのか不思議だったけど、詳しく調べたり、見てみると、共通点が多かったので、まったくの別物ではないということです。ちょっと分からなかった所は、英語での移動は、どっちも現代で使われている文での移動だったから、移動だと分かりやすかったけど、日本語の移動は、古語から現代の文だったので、移動ではなく、言語の発達じゃないかなと思ったので、そこの違いも聞いてみたいと思いました。まったくの別の地にいる人間が使っている言語でもこんなにも共通点があっておもしろかったので、更に深く学べてよかったです。言語の多様性と均一性を知れて今日は本当によかったです。 

          言語はいろんな分野と結びついていて、とてもおもしろいなと思いました。言語の多様性や均一性について知らないことをたくさん知れたし、3人称のSのあり・なしについてなど、自分が少し疑問に思っていたことについても知ることができたので良かったです。日本語と英語の関係を簡単な図で示したり、「あじのひらき」や「線対称」などの身近な言葉を使って説明してくださって、とても分かりやすかったです。また、3人称のSについての日本語と英語の関係だけでなく、古語と現代語の関係についても知ることができました。これから、言語についてもっと知りたいと思ったし、受験に役立つこともたくさん知れたので、今後の勉強に役立てていきたいと思いました。

          私は英語が好きで「言語」というものに興味があり、今回この講座を選びました。英語のテストで3人称のSを付け忘れ、何度も×にされたことがあり、いつも何でSをつけなければいけないのだろう?とずっと思っていました。そのもやもやが今日、先生の講座で解決しました。その3人称のめんどくささから、日本語の方が絶対簡単でしょ!と思っていたけれど、実は日本語にも3人称の役割や移動の役割があったなんて初めて知りました。驚きでした。SOVタイプとSVOタイプの言語が90%を占めているということにもびっくりしたし、何より、日本語と英語の関係が鏡像関係にあることに衝撃を受けました。共通テストで使えるようなことをたくさん学ぶことができ、本当に今日の講座を受けてよかったと思えました。大学ではもっとたくさん言語学について学びたいです。

          普段私たちが生活していく上で、欠かすことのできない言語について知ることができてよかったです。「言語学はどんなものですか?」と模擬授業前に聞かれていたら、きっと「言語をひたすら学ぶ学問だと思います。」と答えていたと思います。ですが、今回、言語学を大学で学ぶとはどういうものか教えて頂いたことで知ることができました。外国の人から「日本語は難しい」と言われることが多いと聞いたことがありますが、授業を受ける前までは「確かに、言い回しとか難しいな」と思っていました。だけど、それは違っていて、言い回しは確かに難しいかもしれないけど、語順を覚えることができれば、簡単だなということに気が付くことができました。私は、英語が今一番好きな教科です。単語を覚えていないと文を組み立てることができないので、授業で出た新出単語を覚えて、文がすぐ考えられるようになりたいと思っています。均一性と多様性は少し複雑に感じましたが、お話を聞いて理解してくると、興味深いなと思いました。何か文を考える時、授業でノートをとる時に、語順や3人称のS、移動に気を付けて書きたいと思います。今日は、お忙しい中ありがとうございました。

          言語学と初め聞いた時は、品詞だけの話なのかなと思っていましたが、均一性など、自分が考えたことのない話でとても驚きました。前半で多様性について納得してしまった後に、実は、均一性の話を聞かせていただき、自分の考えなどがクルッと変わっていく感覚がとても楽しかったです。日本語と英語が線対称であると気付く以前に、共通点を見つけようと思ったことがないので、いろいろな言語を比べてそのようなことを探究していくのはとても楽しそうだと思いました。また、まったく関係のなさそうな化学変化のようなものが言語でも使われていると聞き、言語の枠を超えていろいろなことが関わっているのだなと思いました。模擬授業のおかげで高校との進む速さの違いなどがよく分かり参考になりました。今回は、テストがあるとかではなかったので、余裕を持ちながら聞くことができましたが、大学生になった時は、焦りながらノートを取ることになりそうだなと思いました。楽しく授業をしてくださり、ありがとうございました。

           今回の講義では、今まで別々だと思っていた日本語と他国語が、実は、共通点を持っているということを初めて知ることができました。英語の授業で使うSVOを日本語ではあてはめたことがなかったので、全然気づきませんでしたが、共通性や規則性を知ることができると、難しいと思っていた外国語の文法も意外と分かりやすいと思えたし、おもしろいなと思いました。文の種類も3種類しかないとか、世界には、2種類の形の言語しかないと思うと、もっとちゃんと勉強しようと思えました。入試にも役立つようなコツとか情報も聞くことができて、この講義を選んで良かったなあと思います。これから受験に向けて今日学んだことも生かして勉強していきたいです。

          言語は、世界でたくさんあって、なんで翻訳ができるのか気になっていたけれど、今回の模擬授業で、人間言語の多様であるのに均一性がある理由がよく分かりました。また、全然違うように見えていた日本語と英語にも共通した部分の3人称があること、移動があることなど知って、もっと言語学について知りたいなと思いました。そして、モンゴル語・日本語の豆知識「をみ構文」や、鏡像関係、共通原理、パラメターなど、今まで知らなかった言葉、単文・埋め込み文・付け足し文の3種類の言語の文を聞けて、よかったです。また、すごく面白い模擬授業をありがとうございました。これから進路を考えていく上で、言語についての学科などを視野に入れてみたいと思います。そして、今回教わったことを頭に入れて、日々の現代文や古典、英語の授業を受けようと思います。本当にありがとうございました!

          言語学というものが何を学ぶのか全然知りませんでした。けれど、言語が多様化している現代で、互いの言語を翻訳できたり、生後数年で母国語を獲得できるなど、さまざまな疑問について追及していくものだと分かりました。私は、英語の勉強は好きだけど、どうして日本語とこんなにも違うのだろうと思っていました。日本語と英語の語順も全く違い、3人称のSも日本語には存在しないと考えていたけれど、実は、共通点がたくさんあると知れました。例えば、語順タイプが2つに分かれていたり、文の順が前後を入れ替える(線対称にする)だけで完成することです。他にも日本語には3人称のSがないのに、英語には付けないといけないのがずっと疑問だったけど、実際には存在していることも、先生の話を聞いて理解することができました。さらに、英語の文にも日本語の文にも、文の種類は3つしかなくて、今、学校で習っていることはほとんど埋め込み文か付け足し文の2択なんだと知れました。すぐに言語を獲得できるのは、人間にはもともとMerge(足す)という操作が備わっていると分かりました。今日の授業を聞いて、勉強は難しいと思っていましたが、意外と簡単で楽しめるものだと思えました。受験勉強も頑張れそうです。本日は素晴らしい授業をしていただき、ありがとうございました。

          言語学というものがどのようなものなのか知らなかったけれど、今回の授業を受けてどういうものなのか少しだけつかめたような気がしました。初めの多様なのに均一ということがどういう意味なんだろうと思ったけれど、世界の言語には共通している部分や同じ原理で成り立っている部分があるからだということが分かりました。英語の3人称にSを付けるのは、そういうふうにしなければいけないからだと思い、特に考えもせずSを付けていたけれど、日本語にも知らず知らずのうちにSを付けていると教えていただいた時に、「そういうことか!」と納得しました。私たちが日本語で感じる違和感を英語にした時にどうなるのか考えてみたいと思いました。また、英語は苦手意識があったけれど、日本語との共通点や同じ原理を使っていると考えれば、もっと簡単に英語をとらえられるようになるかもしれないと思いました。共通テストやその他のテストで役に立つようなお話もとてもありがたかったです。もっと言語について知って、もっと身につけていきたいなと思いました。他の教科との関連もあるから、他の教科も頑張っていきたいと思いました。

          今回の模擬授業では、よく知らなかった「言語学」について学ぶことができてとても嬉しかったです。言語の多様性や均一性、語順など、様々なことについて深く学べました。特に、世界の言語の文は3種類しかないというのは、今まで文の種類については考えたことがなかったけれど、単文、埋め込み文、付け足し文しかないというのは、新しい発見でした。また、現状、人間言語が世界中に飛び散っていて、互いの言語が翻訳でき、生後数年で母語を話せるようになるというのは、当たり前のように見えるけど、よく考えたら、とてもすごいことだと思いました。化学反応、突然変異などの言語という分野ではあまり想像のつかない言葉が出てきたのも印象的でした。今回はとてもためになる授業をしていただき、新しい発見がたくさんある貴重な時間となりました。この経験が、大学で学びたいことや、今後の人生に役に立つように、「言語」というのをもっと知っていきたいです。

          今回の模擬授業を受ける前、タイトルを見て、どんなことを学ぶのだろうと思っていたけれど、他の授業では絶対に聞けなかったと思うことをたくさん教えていただき、とても自分のためになる時間になりました。言語について何も知らなかったので、多様性もあるけど、均一性もたくさんあることを初めて知り、とても驚きました。具体的な例も見せていただき、より理解ができました。日本語と英語の文が対称になっていることや、日本語にも3人称のSや移動があることは、絶対に聞かなかったら分からなかったことだと思います。共通テストで点が上がる知識もたくさん教えていただいたので、今日教えていただいたことを忘れずに将来の自分に役立てたいと思います。元々少し興味のあった言語学について聞けてさらに興味が出てきて、もっと知りたいと思いました。模擬授業をしていただき、本当にありがとうございました。

          今回の授業を受ける前までは世界の言語というのは多様であり、均一性のないもので、それぞれがまったく異なる言語だと考えていました。しかし、今回の授業を受け、人間言語は、非常に多様であるのに、均一であるということを知り、とても驚きました。言語の多様性として語順の多様さや3人称のS、移動の有無などがあるのにも関わらず、言語の均一性としてそれとは正反対のことを挙げることができる点で、言語というのは、とても不思議でおもしろいものだと感じました。また、SVOタイプの言語(英語など)とSOVタイプの言語(日本語など)は、鏡像関係にあるということは、今まで国語も英語も習ってきた中で、一度も気付かなかったので、説明を聞いた時は、とても驚かされ、今度英文を読む時には、意識してみようと思いました。今回の模擬授業を受けて今までも興味を持っていた言語についてより興味を深めることができました。今まで気付かなかった言語の奥深さ、おもしろさを教えてくださり、ありがとうございました。本日は、模擬授業をしに来てくださり、本当にありがとうございました。

          今回の模擬授業を受けて感じたことは、まず、言語学というものをそんなに詳しく知らなくて、言語といえば、英語を学ぶであったりとか、中国語を学ぶというようなことだと思っていたので、言語自体を学ぶというのは、こんなにもおもしろいものなんだなと感じ、将来の選択肢が一つ増えました。また、内容すべてがとても興味深く、私が特に印象に残っているのは、日本語にも3人称のSがあるという内容で、今まで、そんなものはないと思っていたので、お話を聞いた時に、日本語の述語の形が変わるのと、英語の3人称のSが付くのは、同じなんだと分かって、とても衝撃を受けました。また、最初に人間言語は多様であるのに均一だという言葉を聞いて、どういうことだろうと思っていましたが、話が進むにつれて、その疑問が一つ一つ解けていき、こんなにおもしろい話を聞けなかった他の人は、本当に残念だと思いました。最後になりますが、本日は、私たちのために遠いところからとてもおもしろく、興味深い内容を講義しにきてくださり、本当にありがとうございました。

          私は中学1年生の時に「英語」というものを学び、なぜ日本語はSOVなのに、英語は、SVOなんだと思いました。すべて同じ語順で、なんなら、すべて同じ言語を話せば他言語理解がやりやすくなるのにとも思いました。しかし、先生の授業で人間言語の多様性や均一性を教わり、その謎・疑問が解き明かされたような気がしました。私は、外国語・国際関係の学部を志望していて、言語学をこれから学んでいくと思います。模擬授業のおかげで言語学の深さだったり授業がどんなふうに行われているかを知ることができて、この体験がなかったらできなかったことだったので、とても役に立ちました。牧先生の授業はとても分かりやすく、言語学以外の知識も+αで学べて有意義な時間でした。言語学には元々興味があって、その興味と関心の幅が広がって深まっていきました。今回の授業を受験勉強、進路実現への糧として頑張っていきたいです。本日はありがとうございました。

          本日は、お忙しい中、模擬授業を行ってくださり、ありがとうございました。今回の模擬授業を受ける前までの言語学のイメージは、自分達が現在学んでいる古典や文法を現在より高いレベルで専門的に研究に取り組むのだろうというものでした。しかし、今回の模擬授業を通して、そのイメージは、大きく違っていることが分かりました。現代では、世界中に数えきれないほどの言語が存在していて、普段の生活の中では、日本語や英語くらいしか関わりがないこともあり、それぞれの言語は、まったく異なるものだと思っていましたが、今回学んだ言語の多様性と均一性から、言語に対して今までより親近感を感じるとともに、言語学という学問は学び始めるととても深く、おもしろい学問だと思いました。実際には、今回の模擬授業をとても楽しく受けることができ、言語学にも興味を持つことができました。私はまだまだ進みたいと思う大学や学部が決まっていないので、今回の模擬授業を今後の進路選択につなげていきたいと思います。

高校への出前講義