装置の概要
本レーザーはクラス3Bのフェムト秒ファイバーレーザーであり、波長780nm、1560nmの2波長同時出力で、ともにパルス幅<100fs、平均出力>20mW、繰り返し周波数50±2MHzである。ビームの出力形式はともに空間出力、TEM00、縦偏光で、ビーム径はそれぞれ2.5±0.5mm(780nm)、4.0±1.0mm(1560nm)である。電源は商用AC100Vのみ、冷却水等は不要で、レーザーヘッドと制御装置のみで動作する。基本的に調整箇所と消耗品が無く、メンテナンス・フリーである。寸法はレーザーヘッドが145×98×40mm、制御装置が200×215×89mmで、質量は合計約3kgと小型で可搬である。同期信号出力端子(SMA)より、レーザー繰り返し周波数に同期した電気パルス信号が出力されている。リモートコントロールコネクタを介して、レーザー出停止、インタロック、レーザー出射状態のモニタができる。
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