株)ジェイ・サイエンス・ラボ製 JM10 設置場所:機器分析室1
装置の概要
有機物は完全に燃焼分解すると,H2O,CO2,N2ガスになる。元素分析装置CHNコーダーは,試料を完全燃焼分解し,H2O,CO2,N2ガスをそれぞれ測定し,試料の構成元素C・H・N量を測定するものである。その分析結果によって,化合物の純度,組成などを求め,化合物の同定を行なう。化学,医学,薬学及び農学方面で広く応用され,現在有機微量元素を代表する分析方法である。
装置の仕様:
測定元素: 炭素,水素,窒素,または酸素(酸素分析キット装備) 測定範囲: 炭素:3〜2600 ug; 水素: 0.5〜400 ug; 窒素: 1〜1000ug; 酸素: 50〜1000ug 測定精度: 絶対誤差 0.3%以内 試料量: 通常 2mg前後 微量はかりにて秤量 分析能力: 5〜10回/時,オートサンプラーにより20検体の連続分析が可能である 安定時間: スイッチオンから約90分で分析可能