嫌気性菌を中心とした遺伝資源の保存と国内外の研究者に対する分与


生命科学の研究において分離され同定された細菌、ウイルス、細胞、植物の種子などは貴重な遺伝資源といえます。 これらの管理を個々人の研究者に任せていては、いずれ貴重な資源が散逸してしまうことは避けられません。このため、 管理された研究施設で、これらを集中的に維持管理することは、遺伝資源を有効に利用する上で大変重要です。

当センターでは、通常の実験室では培養が困難な、嫌気性菌の菌株を保存・維持し、国内外の研究者に頒布する 事により、世界の嫌気性菌の基礎および臨床研究をサポートします。