概要:リーマンゼータ関数の特殊値にはベルヌーイ数が登場するが, その分子の素因数は円分体の類数と関係しており興味深い対象である. 本講演では,ベルヌーイ数の登場,オイラーによるバーゼル問題の解決, クンマーによる円分体の類数との関係,さらに実円分体の類数に関して 計算機で探索を続けている例外的な素数について紹介したい.