回路シミュレータ
回路解く蔵君のページ

※このページは作成途中です。間違いや訂正すべき個所があります。ご考慮の上ご覧下さい。

更新履歴 バグ情報 セットアップ

 
特徴
パワーエレクトロニクス向けに開発
速い計算速度(精度を犠牲にしてます)。
専用CADで入力できる。
制御の記述が、プログラム言語で行える。(要VisualC++)
素子を、ユーザが追加することが出来る。(要VisualC++)

 
概要
任意の回路の過渡解析を行うプログラムです。 主に電力変換器(スイッチングコンバータやインバータ)の解析を、高速に行うことを目的としています。
そのため、スイッチング素子(Tr,IGBT,SCR)やダイオードは、オン・オフ抵抗を持つスイッチとして扱います。 したがって、半導体の特性を必要とする解析は出来ません。しかし、スナバ回路が必要無く、理想状態での解析ができるのでトポロジー等の確認にはメリットがあると考えています。
解析プログラムは、主回路(電源・スイッチ・R・L・C等)と制御ブロック(演算ブロック)部品を持っており、それらを組み合わせて記述されたネットリストを処理します。
また、ユーザが主回路部品・制御部品をVC++を用いて作成することも出来ます。モータなどの複雑な回路や制御コントローラはプログラミング言語で記述したほうが便利な場合があります。
回路の入力は、専用のCADソフトを用いて行う方法と、エディタ等を用いてネットリストを作成する方法があります。

 
使用手順
  1. ネットリストの作成
    ネットリストは、専用CAD「描く蔵」を用いて作成することを推奨します。
    しかし,ネットリストはテキストファイルですので、後述する書式にてエディタで書くこともできます。
    フローティングピンは許さないので必ず、GNDに接続してください。特に、トランス2次側は忘れがちなので注意してください。
    スイッチの制御は3方法を用意しています。
    (1)ゲートに主回路から電圧を加える。サンプルファイルSW0.KAKを参照
    (2)制御ブロックからゲート部品を通して制御する。サンプルファイルSW1.KAKを参照
  2. ユーザー定義の主回路素子および制御ブロックの準備
    ユーザー定義の部品を用いる場合、VC++にてMODULE.DSWおよびUSERCTL.DSWを立ち上げて編集して新しいDLLを作成する。新しくできたMODULE.DLLとUSERCTL.DLLをTOKUZO.EXEのあるフォルダにコピーしてください。
  3. 実行
    TOKUZO.EXEを起動して、目的のCIRファイルを選択してください。解く蔵は、解析を自動で開始します。ビープ音がなれば終了です。
    解析結果は、OUTファイルとして保存されます。(スペース区切りのCSVファイルです)

使用法

1.描く蔵君(入力CAD)編

2.解く蔵君(解析本体)編

3.波形見る蔵君(ビュアー)編

4.部品描く輔君(部品エディタ)編

解析例

連絡先
岐阜大学工学部電気電子・情報工学科 電気電子コース 石川裕記
(ご意見をいただければ幸いです)

関連リンク(準備中)



戻る