モデル名称 |
回路図と解析パラメータ |
使用例 |
DC-DC 変換
1) 降圧形
2) 昇圧形
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入力電圧Vi = 20V 出力電圧Vo = 5V 定格電流Io = 10A スイッチング周波数fs = 100kHz
入出力電圧の関係式はデューティ比をDとすると次式となる。 インダクタンスLは次式の電流リプル率に影響する。ここでは,定格電流の10%程度としている。 また,電流連続モードと不連続モードの境界条件は次式となる。
入力電圧Vi = 50V 負荷抵抗Ro = 10W スイッチング周波数fs = 100kHz
入出力電圧の関係式はデューティ比をDとすると次式となる。 しかし,実際の回路には,スイッチのオン抵抗rs,ダイオードの導通抵抗rD,リアクトルの抵抗成分rLを考慮する必要があり,入出力電圧の変換比は次式のようになる
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負荷抵抗を5W,10W,15Wとした例を示す。 なお,境界条件となる抵抗値は10Wである。
rs = 100mW, rD = 100mW,rL = 0とした際の例を示す。
この例では,デューティD = 0.9でピークを迎えている。 |
AC-DC 変換
1) 三相ダイオード全波整流回路
2) 三相サイリスタ全波整流位相制御回路
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解析刻み:最大,最小と共に1ms ダイオード:オン抵抗1mW,オフ抵抗100 kWの非線形抵抗モデル。 相電圧の実効値:100 V 線間電圧の実効値:Vp = 173V
出力電圧edの平均値 以上より,Ed = 234 Vとなり,シミュレーション結果と一致する。
解析刻み:最大,最小と共に1ms サイリスタ:オン抵抗1mW,オフ抵抗100kWの非線形抵抗モデル
電源電圧の最大相や最小相が切り替わる点から,該当するサイリスタにオン信号が加えられる角度である位相制御角αを設定。 出力電圧の平均値を求めると次のようになる。 出力電圧の平均値を求めると, Ed = 220 Vとなる。
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2周期分の入力三相電圧波形と出力電圧edと入力線間電圧euwと共に示す。
1周期分の入力三相電圧波形と出力電圧ed, さらに共通アノード,カソード電圧を示している。位相制御角αを20度としている。
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DC-AC 変換
1) 単相電圧形インバータ
2) 単相電圧形PWMインバータ(1)
2) 単相電圧形PWMインバータ(2)
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解析刻みは最大,最小と共に1msとし,IGBT,ダイオード:オン抵抗1mW,オフ抵抗100kWの非線形抵抗モデル 入力直流電圧:50V 周期:100Hz
解析刻みは最大,最小と共に1msとし,IGBT,ダイオード:オン抵抗1mW,オフ抵抗100kWの非線形抵抗モデル 入力直流電圧:50V 周期:100Hz
状態遷移を利用したPWM発生器
指令電圧の実効値と周波数を入力し,さらに指令電圧の振幅値をインバータの入力直流電圧にて規格化した正弦波信号を作成し,振幅が1Vで周波数10kHzの三角波と比較することでPWM信号を作成する。
出力フィルタ:2.3kHz スイッチング周波数:20kH |
2周期分のスイッチング信号と出力電圧,出力電流を示している。 180度通電の方形波出力が得られるようにスイッチング信号を作成し,周期は100Hzとしている。また,出力電圧がゼロとなる期間を作り,出力電圧を調整可能としている。この解析例では45度としている。
指令電圧の実効値を30Vとした。 1周期分のスイッチング信号,三角波,正弦波信号,出力電圧,出力電流を示しており,さらに,出力電圧の基本波実効値を計算した結果も同時に示している。
PWM信号の作成や出力電圧の様子を観察するために,拡大図を示す。
出力指令電圧vo:実効値100V 出力電圧周波数:50Hz
三角波のピーク値vtr:15V 指令電圧vac:7.55
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Boost DC-DC + 単相電圧形インバーター
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昇圧形(ブースト)コンバータ出力:200V スイッチSaのデューティD=079
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出力指令電圧vo:実効値100V 出力電圧周波数:50Hz
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