RESEARCH CONTENTS

研究内容

糖鎖スペース領域

Glycan Space

目的・内容

糖鎖が集合して作る空間を理解する

糖鎖スペース領域の目的は、細胞レベルでの糖鎖の集合状態、局在状態、およびそれらの状態を司る仕組み、また糖鎖と他の生体分子との共局在や相互作用の原理を解明することです。またそれらを制御する化合物や手法の開発も目指します。

細胞内の糖鎖の生合成過程、局在、他の生体分子との会合を生化学、遺伝学、構造生物学などにより明らかにし、複雑な糖鎖生合成マップの全容を解明します。またバイオインフォマティクスや計算科学により糖鎖同士の生合成や相互作用のメカニズムを推定・解明します。さらに超分子科学により糖鎖の集合体を人工合成したり、ケミカルバイオロジーや人工遺伝子の手法によって糖鎖スペースを制御する術や方法を開発します。

具体例

酵素の構造や化合物により糖鎖機能を制御

例えば、細胞内で糖鎖分子群の生合成に関わる糖転移酵素や糖代謝酵素の反応制御機構の解明や阻害剤開発、糖鎖分子群のプローブ開発などを行っています。これまでに、N型糖鎖の分岐酵素の立体構造の解明や、ケミカルバイオロジーにより糖鎖合成の改変や可視化する方法の開発を行なってきました(Nagae et al., Nat. Commun., 2018, 9, 3380)。

ゼブラフィッシュの
全組織グライコームドラフト解明

また、糖鎖集合体の全容を明らかにするため、ゼブラフィッシュをモデルとして、各臓器の全糖鎖構造情報(グライコーム)、関連遺伝子の発現情報などをまとめた研究成果(フランスリール大学との国際共同研究)を発表しています(Yamakawa et al., Nat. Commun., 2018, 9, 4647)。

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