特徴ある診療について

先天代謝異常症

  新生児マススクリーニング対象疾患を含めたアミノ酸代謝異常、有機酸代謝異常症と脂肪酸代謝異常症、またムコ多糖症などのライソゾーム病などの症例の臨床研究、治験など最新の治療を含めた診療を行っています。(文責:深尾)

遺伝性疾患

遺伝性疾患は上記先天代謝異常症をはじめいろいろな領域の疾患に含まれます。遺伝の問題は家族を含めた問題であるため、遺伝子診療部と連携して遺伝相談、遺伝カウンセリングを含めた対応を行っています。(文責:深尾)

自己炎症疾患

自己炎症疾患は膠原病類似の臨床症状(発熱, 関節炎, 皮疹など)を示すが自己抗体は検出されず、自然免疫系の制御異常により発症する疾患群の総称です。特徴的な臨床症状及び遺伝子検査等で総合的に診断する必要があり、治療法も疾患ごとに様々です。当科では、これらの疾患群の診断及び治療(家族性地中海熱に対するコルヒチン治療、クリオピリン関連周期性発熱症候群に対する抗IL-1療法、TNF受容体関連周期性症候群に対する抗TNF療法等)を行っています。(文責:大西)

アレルギー疾患

  岐阜大学のアレルギー疾患治療の伝統を引き継ぎ、乳児・小児アトピー性皮膚炎、小児気管支喘息、食物アレルギーを中心に治療を行っています。乳児重症アトピー性皮膚炎の治療や、重症喘息の治療、食物アレルギーの経口負荷試験(外来・入院)を積極的におこなっています。特に、世界初の「食べて治す」抗原改変食品(牛乳)を用いた治療研究を行っています。(文責:川本)

神経疾患

てんかん及びその他の痙攣性疾患,神経筋疾患,代謝変性疾患、発達障害などを幅広く対象に診療を行っています。MRI, MRS, SPECTなどの画像装置や電気生理、ビデオ脳波同時記録装置さらには遺伝子解析等を用いて診断、治療を行っています。(文責:久保田)

新生児疾患

新生児呼吸窮迫症候群、新生児一過性多呼吸症などの呼吸器疾患など、高アンモニア血症などを来す代謝異常症および新生児マススクリーニングで指摘された各種先天性代謝異常症、染色体異常症、膠原病や糖尿病合併妊娠母体からの出生の児など各種疾患に対応いたしております。(文責:折居)

血管腫・リンパ管腫・リンパ管腫症(脈管異常)

いちご状血管腫(最近は乳児血管腫といいます)に対するプロプラノロール療法や、リンパ管腫・リンパ管腫症・ゴーハム病(最近はリンパ管奇形といいます)に対するシロリムス療法などの新しい薬物療法を積極的に行っています。詳しくは、小関医師までお尋ねください。(文責:小関)

内分泌疾患

低身長などの成長障害、糖尿病、甲状腺疾患、思春期の異常、副腎疾患、骨疾患、小児がん治療後の内分泌障害など、小児の内分泌疾患(ホルモンの異常による病気)全般にわたって診療をおこなっています。(文責:堀)