岐阜大学小児病態学医局の特徴

教室運営のモットーは「明るく活気ある教室」であり,それぞれが種々の分野での専門性をもって,identityをもって生き生きと教育,臨床,研究を行うことを目指しています.
診療では,アレルギー疾患,代謝性疾患,遺伝性疾患,神経疾患,免疫不全,自己炎症性疾患,自己免疫疾患,血液疾患,悪性腫瘍,内分泌疾患をはじめ多くの小児疾患について専門診療を行っております.また新生児集中治療部を備えており,岐阜地区の在胎30週以上の新生児治療において重要な病院となっています.関連寄付講座として岐阜県からの障がい児者医療学講座があり、重症心身障がい児者、発達障害児への医療をどう行っていくかの研究と診療を行っています.また附属病院の遺伝子診療部の部長を私が兼ねており,岐阜県の遺伝子診療を担っております.地方大学ですが,日本で初めて行う臨床研究にも力を入れております.ムコ多糖症に対するペントサン,血管腫やリンパ管奇形に対するプロプラノロール,TOR阻害剤の臨床研究,治験は日本でのセンターとして先駆けて行っており,全国から患者さんが受診されております.

一方岐阜地区の北の砦として感染症を含む一般入院も多く受け入れております.例えば気管支炎,気管支喘息,アトピー性皮膚炎,気管支喘息,食物アレルギー負荷試験,発達遅滞精査,RS細気管支炎,マイコプラズマ肺炎,伝染性単核球症,亜急性リンパ節炎,川崎病,血管性紫斑病,急性糸球体腎炎,ネフローゼ症候群,熱性けいれん,脳炎脳症,てんかん,自己炎症性疾患,自己免疫疾患,成長障害精査,甲状腺疾患など内分泌疾患,糖尿病,血液疾患,悪性腫瘍,先天代謝異常症,奇形症候群などを多く経験できます.新生児も小児科医として身につけるべき新生児診療は確実に経験できます.また発達障害の外来,遺伝カウンセリング体制も充実しております.その意味では高度医療と一般診療の両方を行っている大学病院であり,小児科専門医研修にとって望ましい大学病院といえます.

研究面では,先天代謝異常症,アレルギー,免疫不全,自己炎症性疾患,血液腫瘍関係など世界に向けた研究を展開しており,教科書を1行でも塗り替えることを目指しております.臨床研究も重視し,患者さんから学んだことをきちんと後世に伝えるべく症例報告にも力を注いでおります.臨床研究,治験にも積極的に行っています.科学研究費補助金,厚生労働科学研究費,日本医療研究開発機構などの研究費を多く獲得して研究を行っています.もし研究にも興味がある方は是非一緒に研究をしましょう.

関連病院は,岐阜県内のほとんどをカバーしております.岐阜県で一緒に小児医療を頑張っている仲間が各病院で活躍しております.岐阜で小児医療を我々と共におこなっていく仲間を求めています.岐阜県の小児医療に貢献した先生がきちんとした立場で活躍できるようにするのが,我々小児科医局と考えております.

新しい専門医プログラムについては岐阜県の後期研修についてを参照ください.