研究概要
これまでに、体内のタンパク質を網羅的に分析する技術(プロテオーム解析)の開発を通じて、癌の新しい診断法・治療標的の探索に従事してきました。特に独自の分析技術として、体内に侵入した異物や、疾患組織に対する免疫反応(液性免疫)によって出現する、“抗原・抗体複合体”の高感度・高速分析を実現し、癌診断マーカー探索へと応用してきました。
免疫プロテオミクス研究室では、時空間的な抗原・抗体反応の追跡を目指し、様々な技術開発と、疾患研究への応用を進めています。特に、タンパク質機能制御に重要な翻訳後修飾の一つである“糖鎖修飾”に焦点をあて、抗原・抗体反応における意義や疾患との関連について、研究を行っています。
お知らせ
- 2025/04/26
- 【告知】 大学院生・博士研究員募集説明会が開催されます
- 2025/03/01
- Ononugbo Chukwuebuka Maxwellさんが研究員としてラボに参加しました
- 2024/07/01
- 松永翔子さんが研究支援員としてラボに参加しました
- 2024/03/01
- 免疫プロテオミクス研究室が発足しました