概要
センター概要
次世代金型技術研究センターは,岐阜大学のものづくり技術の総合研究拠点として,「岐阜大学金型創成技術研究センター」と「岐阜大学複合材料研究センター」が有する研究開発環境,人材育成プログラムを基盤として平成28年4月に発足しました.
<活動目的>
●新素材,加工技術および生産システムの分野において世界をリードする独創的研究を展開します.
●岐阜県を中心とした東海北陸研究機関と連携し,一大ものづくり研究ネットワークを形成します.
●ものづくり全体を俯瞰できる高度専門職業人の育成プログラムを学生と社会人に展開します.
●それら成果を地域産業界に提供し,基盤技術の高度化,新産業の創出を支援するとともに企業の国際競争力向上に貢献します.
センター長挨拶
これまで岐阜大学金型創成技術研究センターにおいては金型分野の研究と実践教育を、また複合材料研究センターでは複合材料を地域のものづくりに活用する事業を行ってまいりました。ものづくり企業における技術開発力を強化するためには、素形材や加工技術に関する研究開発に加えて、IoTやロボット技術の活用に関する研究開発が、生産性を飛躍的に高めるためには欠かせないものとなってきます。また大学での人材育成の重要性もますます高まっています。
このような背景から、岐阜大学では両センターを基盤として次世代金型技術研究センターを設置し、複合材料や軽量高強度金属などの素形材開発、CAEを活用した金型による高度な加工技術開発、IoTやロボット等を活用する生産システム開発といった次世代のものづくりに関する研究の遂行、先進的なものづくり実践教育カリキュラムを運用する人材育成事業および地域企業等と連携した技術開発事業を展開いたします。
ものづくり企業の皆様の技術・製品開発に貢献したいと考えておりますので、引き続き皆様のご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。
組織
次世代金型技術研究センターは,3研究部門,人材育成部門および地域連携部門により構成されており,大学,岐阜県,地域産業界および近隣の研究機関と連携することによって,ものづくりの先端研究,人材育成を強力に実施します.