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★中国の温室
●一般的なビニルハウス
●片屋根式のビニルハウス
●大型ビニルハウス
●オランダ式フェンロー温室
●防虫ネットによる施設



★中国の温室

●一般的なビニルハウス
  北京や長春の北の地域で見たビニルハウスの外観はパイプハウスに見えますが、直管パイプではなく「筋交い格子の入った鉄骨」で出来ており、耐雪構造が強化されています。南の広西省では耐雪構造は必要ないため、一般的なパイプハウスもあります。
   


●片屋根式のビニルハウス
 北風が厳しい北京などの北の地域で一般に見られるハウスの構造で、北側が土壁あるいは煉瓦で作られた壁でできており、南側に「筋交い格子の入った鉄骨」あるいは竹で骨格が組まれており、これにビニルを張って保温効果を高めている。冬季の夜間は筵をかける。冬季に作業が出来るように作業小屋が併設されていることが多い。場所によっては作業小屋に宿泊設備があり、担当管理者が住み込みで管理している場合もあります。400uの温室の建造費は、約50,000元(750,000円)。

   

 当然直管パイプではなく「筋交い格子の入った鉄骨」が使われています。ビニルの上部は直管パイプにビニルを巻き取って固定し、下部は土埋め固定です。被覆ビニルは上下の2枚で張られており、施設内の温度が上昇した場合の換気を行います。
 保温式の場合には、朝夕にコモをかけます。

  
  
 

 ハウス内は予想外に広く、壁側に通路があり、高さも充分確保できることから、野菜(キュウリ)、切花(キク)、鉢物と何でも生産可能です。暖房は石炭が一般的で、オンドル方式や温湯方式などがあります。

    



●大型ビニルハウス
 南の広西省では、日本でもよく見られる大型の鉄骨ビニルハウスもあります。これは、しばしば台風などの影響を受けることがあるための強風対策を兼ねています。ただし、日射量が高いため上部遮光が不可欠です。また、換気方法も工夫されていました。

 



●オランダ式フェンロー温室
 中国の至る所でオランダ式のフェンロー温室を見ることができます。いずれも超大規模施設で、最低でも2ha程度で最も大きなものでは6haというものがありました。これらの施設ではパッド&ファンが必ずといって良いほど設備されています。

    



●防虫ネットによる施設
 中国では緑色植物(「有機無農薬栽培野菜」の意味)が注目されており、防虫ネットによる施設を見ることが多くなってきました。