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中国視察の番外編 (料理、街角の風景、観光など)

 食べきれない量の中華料理。私の口にピッタリあったお陰で、体重は4kgも増えてしまいました。全般的に、長春の食事は日本人好みの味付けでした(チョット塩加減がきついかな?)。北京ダックは、調理人自らが目の前で捌いてくれて、皮と皮下脂肪が大変美味でした。でも、私にとっては下町の水餃子の方が好みです。
 当然のことながら白酒を何杯も乾杯しました。広西省南寧市では広西大学の龍教授の学生と乾杯をしすぎて、ホテルに帰ってから胃袋がひっくりかえりました。しかし、翌日は二日酔いもなくすっきりとした気持ちで朝食をいただきました。
 中国の特徴として、その土地土地毎に地ビールがあります。都会では「青島ビール」と「燕京ビール」が幅を利かしていますが、地方のビールもなかなか乙なものです。
 今回食べたチョット変わったものとしては、「臭豆腐」です。青み帯びた色をしており 口に入れると、口の中に強烈なアンモニア臭が漂い、その後旨味を感じられるようになります。窩頭(トウモロコシ粉で作った蒸しパン)に臭豆腐を箸で塗って食べる。最初食べるのに勇気がいりましたが、食べ慣れると結構いけます。

        

 街角の風景です。北京は車が多くて、ラッシュアワーともなれば渋滞は日常茶飯事です。これに比べて南寧や長春ではオートバイや自転車が我が物顔で走っていました。朝出歩くと、野菜を両手に下げた人々が歩いていました。ちょっと郊外に行くと収穫期を向かえたトウモロコシが道路に山と積まれていました。もう少し寒くなると白菜に変わるのでしょう。
 運良く(?)結婚式の車の行列に出くわしました。市場で見たような花飾りが、本当に車にされていました。
 中国でのガソリンの価格は結構高く、1リットル2.61元(約39円)でした。物価水準から見ると、簡単に自家用車を乗り回すことは難しいと思います。

       

 北京の高速道路網はここ数年の間に急速に整備されており、空港、天津、万里の長城など、どこに行くにも渋滞はなく、立体交差のインターチェンジも見ることができます。

 

 長春では、農家のお宅を訪問することが出来ました。質素ですが、大型のテレビがデ〜ンと鎮座していました。家の外にはツルベ井戸がありました。子供はどこの国でも無邪気で、デジカメで写真を撮って見せてあげると、大声をあげて喜んでいました。

    

 今回の「中国の花卉の生産と流通を見るツアー」では唯一の観光「万里の長城」に行きました。私はもう6回目ですが、ロープウェイに乗ったのは初めてです。

  

 今回宿泊したホテルは、北京では「漁陽飯店」と「北京飯店」、南寧では「錦華大酒店」です。「大酒店」もホテルの意味で大酒飲みの店という意味ではありません。北京飯店は北京の繁華街「王府井」と「長安街」の角にあり、天安門広場にも近く便利なホテルです。以前宿泊した時は設備も古かったのですが、改装して新しくなっていました。
 王府井は夜遅くまでネオンがきらめき、大きなデパートやマクドナルド(麦当労)、ケンタッキー(肯徳基)などもあります。

   

 北京飯店に宿泊した日は、早朝に起床して天安門広場の国旗掲揚儀式を見に行きました。たくさんの観光客が見守る中、中国国歌と共に国旗を携えた一団が列を一糸乱さず行進していく様はなかなか見応えがありました。
 天安門広場は建国記念日(10月1日)の花飾りがしてあり、多くの中国の地方からの観光客で賑わっていました。

       

 半日をかけて中国歴史博物館に行ってきました。ちょうど「大唐宝物展」が開催されており、唐の時代の陶器などが展示されていました。昔(10年ほど前)は古代から近代までの宝物を一堂に展示していた記憶があったのですが、最近は小分けにして展示をしているようです。

    

 中国の女性は皆スタイルが良くて、チャイナドレスがよく似合います。お茶の専門店ではツアーの皆さんでゆったりと味わいました。「高血圧に効くお茶」「糖尿病に効くお茶」「肌がきれいになるお茶」・・・と勧められるとついつい色々と買ってしまいました。

   

 長春市内には市内電車が走っていました。長春は東北地方の中心地で中国の大穀倉地帯です。飛行機から見る長春周辺の農地はきれいに区画整備されて、住宅地域と農地が区分されていました。また、ビニルハウス群もありました。