.. 試料観察


.. _`試料観察`:

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試料観察
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以下に示したフローチャートの手順で、試料観察を行う。

.. graphviz::
    :caption: 試料観察
    
    // graphviz での作成の流れ

    digraph G1 {

        graph [size="4,2"];
        node [shape=box] a b c d ;  
            a [label="調整完了" ]; 
            b [label="撮影開始"];
            c [label="顕微操作"];
            d [label="画像の保存"];

       
            a->b [label="OK"];
            a->c [label="No"];
            c->a;
            b->d;

            
    }

1. :guilabel:`start acquire` を押して撮影を行う。

2. 撮影した画像は、 :file:`tif形式` で保存する。





顕微操作
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倍率を変更する場合
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1. まず、 :guilabel:`[F1]` 又は :guilabel:`[F6]` を押して蛍光板を下げる。

2. その後、 :guilabel:`MAG` を変更して倍率を変更する。

3. 次に、電子線の中心とサイズの調整を行う。

4. :guilabel:`F1` を押して、蛍光板を上げる。

5. 先ほどと同様に、観察場所、focusを合わせて観察を行う。


.. figure:: fig01.png
   :scale: 45
            
   倍率変更の際の操作
            
            
.. raw:: latex

    \clearpage
            
            
観察場所を変更する場合
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1. ホイールを回して、観察したい場所を変える。

.. figure:: fig5.png
      
            観察位置に移動する
            
            ホイールを回して観察位置に移動する（ :guilabel:`[CRS]` を押すと移動が早くなる）。
            
2. 撮影を行う。





.. _`試料交換`:
            
グリッドを交換する場合
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

.. graphviz::
    :caption: 試料交換の流れ

    // graphviz での作成の流れ

    digraph G1 {

        graph [size="5,3"];
        node [shape=box] a b c d e f ;
            a [label="電子線の停止"]; 
            b [label="試料の位置のリセット"];
            c [label="試料ホルダーを引き抜く"];
            d [label="グリッドを交換"];
            e [label="試料ホルダーを挿入"];
            f [label="真空度を確認して測定を再開"];
        node [shape=circle] x y;
            x [label=""];
            y [label=""];
            
                        
            a->b ;
            b->c ;
            c->x [label="試料引き抜きは2段階ステップ"];
            y->d
            d->e ;
            e->f [label="試料挿入は2段階ステップ"];
            
    }



          
.. list-table::
            
    * - .. figure:: picture_01.png
            :width: 300
            
            電子線の停止
            
            左パネルの :guilabel:`[BEAM]` を押してGUNバルブを閉じる。
            
      - .. figure:: picture_02.png
            :width: 300
            
            試料の位置のリセット
            
            左モニタの黒字の :guilabel:`[Stage Neutral]` をダブルクリックして、
            
            試料の位置を元に戻す。

            
.. list-table::
            
    * - .. figure:: picture_03.png
            :width: 300
            
            試料ホルダー引き抜きの手順
            
            図の手順で引き抜く。
            
            詳細な手順は図44を参照
            
            
      - .. figure:: picture_08.png
            :width: 300
            
            試料ホルダーを引き抜く
            
            試料ホルダーを２段階目まで引き抜き、
            
            つぎにノズルを下げて真空を解除する。
            
            15秒ほど待った後
            
            （又は ``PEG4/Specimenの値が200μA程度`` になる）
            
            試料ホルダーを引き抜く。


また、顕微操作の実際の手順は、以下の動画後半に示した。

:download:`顕微鏡の調整の流れ（ビデオダウンロード）<05_kannsatu.mp4>`

※これ以降は、グリッドを交換し前述の :ref:`試料挿入` に戻って、同様に操作を行う。

.. warning:: 

    試料ホルダーの取り出し、挿入は常に最大限の注意を払うこと






   
   

   
   
.. raw:: latex

    \clearpage