結果の表示(アニメーション)


 解析で得られた磁束密度およびコンター図のアニメーションはreviewを用いて見ることができます。reviewに必要なデータを下に示します。

reviewに関係するデータ
入力ファイル
in.dat
g.dat
sin.dat
d.dat
要素のデータ
外形線のデータ
材質のデータ
磁気ベクトルポテンシャルのデータ



(注意)
reviewを起動する際にはブラウザを一度終了してください。
review起動後にブラウザを再び立ち上げてください。
アニメーションを作成する場合、1ステップ毎のデータが必要となります。例えば、femturboでは、 rot.dat 中のファイルはきだし設定を、1ステップ毎に設定して解析を行なう必要があります。

 起動方法を以下に示します。

review -a 1 21 -x↓
注意:「↓」は改行(return)の意味
  :「1」の部分には初期ステップ番号、「21」の部分には最終ステップ番号を入力してください。

review起動時のウィンドウを下に示します。







 次にreviewの機能の説明をします。

 描画     :「表示モード...」で指定しているスタイルを画面に描画します。

 1スタイル描画:外形線、メッシュ、等高線、コンター、ベクトルのいずれかを選択して画面に描画します。

 印刷...    :表示画面を印刷する機能です。

 初期化    :描画サイズおよび描画する位置を初期状態にもどす機能です。

 拡大&縮小  :描画サイズおよび描画する位置の変更を行なう機能です。ボタンを押してから、マウスをドラッグすることにより変更が可能となります。マウスの左ボタンが拡大&縮小、中ボタンが移動となっています。

 表示モード... :表示設定を行ないます。黒色がON、白色がOFFになっています。磁束分布の表示がうまくいかない場合は、「軸」の設定を「非軸対称」に設定してください。


 次に、アニメ作成の手順を説明をします。

まず、「表示モード...」で作成したいアニメの描画スタイルを下図のように設定してください。この例では外形、磁束分布、コンターを表示するように設定しています。







次に、「アニメモード」を選択し、アニメを作成する範囲を設定します。マウスの左ボタンをドラッグして下図のように黒線で範囲を設定してください。このとき、回転子の回転を考慮して余白を多めにとってください。







次に、「アニメ作成」を押してください。下図のような画面になるので、「作成(MEMORY)」を選択してください。
注意 「作成(FILE)」によって作成されたファイルは容量が大きいため、他の人にも迷惑がかかるおそれがあるので作成しないでください。







以上でアニメーションの作成は終了です。「再生」または「リピート再生」を押すと作成したアニメーションを見ることができます。