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六郷惠哲先生 退職記念行事の開催






2016年3月19日 グランベール岐山


 六郷先生は京都大学助手を経て1980年4月に岐阜大学に講師として着任され,以降,36年間の長きにわたり岐阜大学で教育,研究に携われてこられました.当日15時からの「楽しんだことを振り返って」と題した記念講義では,この間の破壊力学や繊維補強材料などの研究内容,2度の海外生活,国内の学協会やRILEMにおける活動,講義のこと,2014年4月から4年間にわたった工学部長としての学内運営などについて,ご紹介がありました.
 その後,16時からの記念撮影をはさんで,17時から祝賀会が催されました.京都大学岡田研究室の同級生を代表して宮川豊章先生(京都大学名誉教授),および,ご友人を代表して関雅樹氏(双葉鉄道工業株式会社 代表取締役社長)のお二人から,六郷先生の学生時代のエピソードや研究開発に対する姿勢など,先生のお人柄がよく伝わる祝辞を頂戴しました.引続き,京都大学における恩師でもあり,また,後には岐阜大学における上司,同僚でいらっしゃった小柳洽先生(岐阜大学名誉教授)から乾杯のご発声をいただき,終始和やかな宴となりました.
 当日は年度末の繁忙期であったにもかかわらず,教え子やコンクリート工学,土木工学の技術者・研究者など,日本全国から約230名の参加者が集い,先生を囲んでの楽しいひと時を過ごすことができました.