東海地震・東南海地震における震度曝露人口 |
まず縦軸が面積のグラフを見ると,震度5弱が約9000平方キロメートルで被害を受ける面積が一番大きいです.しかし,縦軸が震度曝露人口のグラフを見ると,震度5弱よりも震度5強が約600万人で一番多くなっています.(東海地震により,震度5強の被害を受ける方が600万人もいる)
これはなぜかというと,人口密度が高い名古屋などが震度5強になっているからです(震度予想図/人口分布図).つまり,東海地震は東海4県でみると,被害面積は震度5強より5弱が大きいのですが,震度5強に予想されている範囲にたくさんの人が住んでいるので震度曝露人口は震度5強が一番多くなるのです.