吉松研究室

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研究室の様子

現在の研究テーマ

イオン、セレン原子で安定化されたプロパギルカチオンを用いた合成反応の開発

セレン原子で安定化された炭素カチオンを用いた有機合成反応の開発

様々な生理活性物質の創製

β-アルコキシアルケニルリチウムを用いた有機合成



業績・論文

  1. 三島尚也(M2)さんの研究成果がEuropean Journal of Organic Chemistryに掲載されました。
    “Synthesis of Thiazinoimidazoles by Lewis Acid-​Catalyzed [3+3] Cycloaddition Reactions of Propargyl Alcohols with 2-​Mercaptoimidazoles”
    European Journal of Organic Chemistry, 2019(20), 3117-3121


  2. 2018.7.23 桑原君(M2)の研究成果がSynlett 2018 Vol. 29 No.15 に掲載されました。
    “Nitrle Hydration Reaction Using Copper Iodide/Cesium Carbonate/DBU in Nitromethane-Water”
    Synlettに掲載された研究成果が、Synformにハイライトとしてとりあげられました。


  3. 2018.3.16 桑原君(M1)の研究成果がOrg.Lett.に掲載されました。
    J. Kuwabara, Y. Sawada, M. Yoshimatsu “Copper-Mediated Reactions of Nitriles with Nitromethanes: Aza-Henry Reactions and Nitrile Hydrations” Org. Lett. 2018, 20, 1130-1133.

  4. 2017. 1 萬君の研究成果がヘテロサイクルズに掲載されました。

  5. 2017. 3.1 小林さん(M2)の研究成果がSynfactにハイライトとして掲載されました。
    Homonucleosides by Amination/Cyclization of Sulfanyl 1,6-Diynes.
    Synfacts 2017, 13, 047.

  6. 2015.1.4 伊藤幸照君(M1)の研究成果がOrg. Chem. Frontiersへ根岸英一先生の80歳記念号の論文として掲載されることになりました。
    “Deuterative Cyclization of Sulfanyl 1,6-Diynes: Complete and Mono Deuteration of Functional Groups on Heterocycles”
    Org. Chem. Frontiers, Yukiteru Ito and Mitsuhiro Yoshimatsu 2014, in press.
    Abstract: Regioselective H/D exchange reaction of functional groups on heterocycles proceeded via a transition metal-free reductive cyclization of sulfanyl 1,6-diynes using sodium borodeuteride/ethanol-D1. Both alkoxide− and aryloxide−mediated cyclizations and amination−cyclization resulted in the deuteration of functional groups with high deuterium incorporation. Reductive cyclization using sodium borodeuteride/ethanol exclusively afforded the monodeuterated furans and pyrroles in good yields.

  7. 最近の成果が有機合成化学協会誌に総合論文として掲載されました。
    総合論文
    硫黄で活性化されたプロパルギル化合物の化学―官能基導入に誘発される
    ヘテロ環合成法の開発について― 有機合成化学協会誌2013, 71, 1282-1293.

    論文
    H. Nagata, Y. Sugimoto, Y. Ito, M. Tanaka, M. Yoshimatsu,
    “Nickel-palladium-catalyzed hydroamination/cyclization of sulfur-substituted 1,6-diynes with secondary amines”, Tetrahedron, 2014, 70, 1306-1316.

    ※こちらの論文に288回のビューまたはダウンロードがあったとElsevierからアナウンスがありました。(2014.5.31時点)
    「Your article has been downloaded or viewed 288 times since publication (measured through 31 May).《



  8. M. Yoshimatsu, T. Otani, S. Matsuda, T. Yamamoto and A. Sawa,
    “Scandium-Catalyzed Carbon-Carbon Bond-Forming Reactions of 3-Sulfanyl- and 3-Selanylpropargyl Alcohols”, Org. Lett., 10, 4251-4254, 2008.

  9. M. Yoshimatsu, T. Yamamoto, A. Sawa, T. Kato, G. Tanabe, O. Muraoka,
    “α-Sulfanyl and α-SelanylPropadienyl Cations: Regioselective Generations and Cycloadditions with Thioamides and Selemides Controlled by MeNO2-H2O System”, Org. Lett., 11, 2952-2955, 2009.

  10. M. Yoshimatsu, H. Watanabe and E. Koketsu,
    “New Cyclization of 4-Oxahepta-1,6-diynes Bearing Sulfur and Selenium Functional Groups”, Org. Lett., 12, 4192-4194, 2010.

  11. K. Ohta, T. Kobayashi, G. Tanabe, O. Muraoka and M. Yoshimatsu,
    “Scandium-Catalyzed Propargylation of 1,3-Diketones with Propargyl Alcohols Bearing Sulfur or Selenium Functional Groups: Useful Transformation to Furans and Pyrans”, Chem. Pharm. Bull., 58, 1180-1186, 2010.

  12. M. Yoshimatsu, M. Matsui, T. Yamamoto, A. Sawa,
    “Convenient Preparation of 4-Arylmethyl- and 4-Hetarylmethyl Thiazoles by RegioselectiveCycloaddition Reactions of 3-Sulfanyl- and Selanylpropargyl Alcohols”, Tetrahedron, 66, 7975-7987, 2010.

  13. K. Ohta, E. Koketsu, Y. Nagase, N. Takahashi, H. Watanabe and M. Yoshimatsu,
    “Lewis Acid-Catalyzed Propargylic Etherification and Sulfanylation from Alcohols in MeNO2-H2O”, Chem. Pharm. Bull., 59, 1133-1140, 2011.

  14. 吉松三博, 仲澤和馬,
    “岐阜県教員免許状更新講習―小学校および中学校における薬品管理について”, 化学と教育, 59, 529, 2011.

  15. N. Takahashi, Y. Nagase, G. Tanabe, O. Muraoka, M. Yoshimatsu,
    “Synthesis of 3-Methyl- and 3,4-Dimethylfurans Using Alkoxide, Thiolate, and Phenoxide-Mediated Cyclization of 4-Oxahepta-1,6-diynes Bearing Sulfur and Selenium Functional Groups”, Tetrahedron, 68, 1566-1580, 2012.




学生の学会発表

2020.3.23
髙橋花凜(M2)さんと加藤義明(B4)さんが日本化学会春季年会で発表します。

2019.10.17-19
飯岡稜也(M2)さんが学会発表を行いました。
第36回 有機合成化学セミナー(岐阜 長良川国際会議場) ポスター発表

2019.4.25
三島尚也(M2)さんの研究成果がEuropean Journal of Organic Chemistryに掲載されます。

2019.3.16-19
三島尚也(M2)と飯岡稜也(M2)が学会発表を行いました。
日本化学会 第99回春季年会(甲南大学)。

2018.12.12-15
三島尚也(M1)が学会発表を行いました。
第45回有機典型元素化学討論会(朱鷺メッセ)。

2018.9.3-5
飯岡稜也(M1)が学会発表を行いました。
第48回複素環化学討論会(長崎ブリックホール国際会議場)。

2018.6.6-7
桑原淳(M2)が学会発表を行いました。
第113回有機合成シンポジウム(吊古屋大学)においてポスター発表を行いました。

2018.3.20-23
4月からM2の桑原淳、M1飯岡稜也、三島尚也さんが日本化学会第98回春季年会(日本大)にて口頭発表しました。

2017.10.26-28
郷隆志(M2)が学会発表を行いました。
第47回複素環化学討論会(高知県立県民文化ホール)。

2017.6.8-9
桑原淳(M1)が学会発表を行いました。
第111回有機合成シンポジウム(岡山大学)。

2017.3.17
4月からM2の郷隆志、M1桑原淳、戸田貴文さんが日本化学会第97回春季年会(慶応大)にて口頭発表しました。

2015. 11. 19-21
小林由佳さん(M1)が学会発表を行いました。
第45回複素環化学討論会(早稲田大)
(口頭発表)小林由佳・上野義仁・吉松三博
演題:Intramolecular cyclization of sulfanyl 1,6-diynes: an Efficient Route to Heterocycles Bearing Nucleobases
硫黄置換1,6-ジインの分子内環化反応:核酸塩基導入を伴う複素環合成

2015. 11.5-6
伊藤幸照君(M2)が学会発表を行いました。
第108回有機合成シンポジウム(早稲田大)
(ポスター発表)○伊藤幸照・田中美妃・藤村優・小林由佳・和佐田裕昭・吉松三博
演題:インニトリル類とReformatsky反応剤の[6+1]付加環化反応機構の解明

2015.3.27
4月からM1の小林由佳さんが日本化学会第95回春季年会(日大工)にて口頭発表しました。
演題:核酸塩基の付加を伴う1,6-ジイン環化反応

2014. 11. 27-29
伊藤幸照君(M1)が学会発表を行いました。
第41回有機典型元素化学討論会(山口大学工学部・宇部)
(口頭発表)伊藤幸照・吉松三博
演題:Intramolecular cyclization of sulfanyl 1,6-diynes: complete deuteration reactions of functional groups on heterocycles

卒業生の永田さん、4年生の伊藤君が学会発表
伊藤君は2014年吊古屋大学での化学会第94年会においても発表します。
学会発表等
Hydroamination-Cyclization of Sulfur-Substituted 1,6-Diynes with Secondary Amines Mitsuhiro Yoshimatsu, Hayami Nagata, Yuko Sugimoto and Yukiteru Ito, Tetrahedron Symposium in Korea, 2013, Oct. 21-24.
ヒドロアミノ化を伴う1,6-ジイン環化反応, 永田 早美・伊藤 幸照・吉松 三博, 複素環化学討論会, 岐阜, 2013, 10月17日~19日.

2011年11月7~8日
第37回 反応と合成の進歩シンポジウム(徳島大)
演題:アルコキシド及びフェノキシドを用いた4-オキソ-1,6-ヘプタジイン類の分子内環化反応
岐阜大教  ○高橋 奈美(M1), 長瀬 雄哉(学卒)

2011年12月7~9日
第38回 有機典型元素化学討論会(金沢大)
演題:アリールスルホニルプロパルギルヒドラジドの脱スルホニル化を伴う触媒的分子内環化反応
岐阜大教 ○太田勝貴(M2)

2012年3月25~28日
日本化学会第92春季年会(慶応大)
演題:銅触媒下でのアルキニル化を伴う4-オキサヘプタ-1,6-ジイン類の分子内環化反応
岐阜大教 佐々木瞳(学卒)

最近の話題!

2020.2.15
修士論文・卒業論文発表会を行ないました。三島尚也君(M2)が日本化学会東海支部長賞をいただきました。
2019.2.16
修士論文・卒業論文発表会を行ないました。桑原淳君(M2)が日本化学会東海支部長賞をいただきました。

2015.7.24
小林由佳(M1)さんの記事が中日新聞(2015.7.24)に掲載されました。
岐阜市内の県立高校理系女(リケジョ)支援行事に参加。
『委縮せず自分の好きな研究に打ち込んでほしい』とエールを送った。
記事

一段階ニトロエナミン合成法の開発

ニトリルへのニトロアルカンの付加過程はエントロピーのうえで非常に上利な過程で今まで全く知られていませんでしたが、 2017年、銅・セシウム・ニトロメタンの高度に官能基化された触媒系を構築することにより、世界で初めてその開発に成功しました。 今後、この触媒系や生成物であるアミノニトロアルケンを用いた有機合成反応の開発や医薬分野への応用が期待されます。


トピックス

1,6-ジインからの窒素官能基導入型ヘテロ環構築法を開発しました。 この方法は、ニッケルを触媒として用いて2級アミン共存下で反応を行うと用いたアミンを側鎖に持つヘテロ環が一度に構築できる優れた方法です。 1,6-ジインに硫黄を導入する必要はありますが、ヘテロ環構築後、容易にホルミル基に変換できます。医薬品や生理活性物質の構築に是非ご利用ください。
反応

γ位にイオウやセレン原子を有するプロパルギルカチオンを用いた合成反応の開発

アセチレンを含む3炭素からなるプロパルギルカチオンは、アセチレンをコバルトで保護するニコラス反応を利用して発生できることが1980年代に報告されてから、様々な有機合成反応が開発されるようになった。 今日では、ルテニルムを触媒としたアルキリデン錯体を経由する方法や鉄触媒を用いたプロパルギルカチオンの発生方法も開発され、いろんな化合物がこのカチオン中間体から合成できることが明らかにされた。 吉松研究室では、イオウやセレン原子の安定化を利用した方法を1995年にはじめて報告した後、このカチオン種を用いた様々な化合物の合成を見出している。 反応系統

セレン原子で安定化された炭素カチオンを用いた有機合成反応の開発

炭素カチオンの呼び方はカルボカチオン、カルベニウムイオンなどいくつかありますが、最近ではカルベニウムイオンと呼ぶのが一般的です。

 今まで、イオウの場合に比べて取り扱いにくかったα-セレノカルベニウムイオンの新しい発生法を開発し、求核剤との反応や環状化合物の合成へ応用することができるようになりました。
セレノカルベニウム

様々な生理活性物質の創製

 今までに用いられているアルツハイマー病治療薬はコリンエステラーゼ阻害剤のみであり、あくまで対処療法でしかない。
研究室において開発した方法によって容易に合成できるα-クロロアセチルチオフェン誘導体はβ-アミロイド産生酵素阻害活性を有することが報告されている。
本合成方法はチオフェンやフェニル基のみでなく、ピリジンやフランなどのヘテロ環を有する化合物の合成へも応用可能であることから、非常に有効な方法であることがわかっている。
さらに、クロロアセチル誘導体の前駆体であるクロロエノールエーテルは体内で代謝されてはじめて活性のあるクロロアセチル化合物へ変化することからプロドラッグとしての利用が可能である。本方法によって、より強いGSK-3β阻害活性を有する骨格の探索やアルツハイマー病治療薬の開発へ貢献していきたいと考えている。 反応系統

β-アルコキシアルケニルリチウムを用いた有機合成

   最近5年くらいで進めているβ-アルコキシアルケニルリチウムを用いた有機合成です。
上記のイオウやセレン化合物の特性をこの活性種に応用することで今までに様々な新規β-アルコキシアルケニルリチウムを発生させることに成功し、これをアルデヒドやケトン類のオレフィン化へ応用してきました。
β-アルコキシアルケニルリチウムに生理活性上重要なフッ素官能基やシアノ基など様々官能基が導入できるため、さらに新しい活性種の発生が期待できます。
最近は、この手法を用いて視覚作用が期待できる新しいポリエン類の構築を行っています。
反応系統

小学校及び中学校における薬品管理について

小学校や中学校には必要のない、あるいは、必要以上の薬品が少なからず存在する。 それらの薬品を適正に処理し、必要最小限の薬品を適正な量のみ保管することが、学校における生徒および教員の安全衛生上必要なことである。 化学薬品に精通し、薬剤師の資格をもつ教官が年に1回の教員研修を通じて指導を行っている。