東海燃焼セミナー
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東海燃焼セミナー第124回ご案内
日 時 : 2002年 4月20日(土) 14:00〜16:30
場 所 : 名古屋工業大学 3号館 2階 M3教室
(名古屋市昭和区御器所町
交通手段:地下鉄鶴舞線・JR中央線 「鶴舞」駅下車 徒歩約10分)
- 講演1 14:00〜15:00
- 講演題目:多方向撮影による多次元計測----40眼カメラとCT法を用いた乱流火炎の反応領域の瞬間三次元分布計測における新手法
- 講 師:石野 洋二郎 氏(名古屋工業大学)
多方向撮影による多次元計測の一例として,ハリウッド映画(「マトリックス」)の特殊撮影法を応用した,下記の新手法を紹介する.多数(40個)のレンズを有する多眼カメラにより,乱流火炎の自発光像を多方向から同時撮影し,その自発光像をCT解析し,乱流火炎の反応領域の瞬間的な三次元形状を計測する.本計測手法により,従来の方法(例えばCHラジカルのLIF二次元計測)では不可能な瞬間3次元情報を獲得することができた.また,時間軸を含む4次元情報の獲得についても触れる予定.
●<30分休憩>
- 講演2 15:30〜16:30
- 講演題目:ガソリンエンジンにおける点火仕様適正化の研究
- 講 師:三輪 哲也 氏 ((株)デンソー )
点火開始から着火,燃焼に至るまでの実機直噴エンジンの火炎核生成、成長過程を、超高速カメラを用いて可視化、評価する方法を確立した。本方法を用いて、着火性に及ぼす点火諸元(点火電源仕様+点火プラグ仕様)の影響を明確にするとともに、ガソリンエンジンにおける最適な点火のあり方を提案する。(共同研究:鞄本自動車部品総合研究所)
参加費 : 200円 (学生 100円)
セミナー終了後、懇親会(費用は実費)を予定しています.奮ってご参加ください.