東海燃焼セミナー
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東海燃焼セミナー第119回ご案内
日 時 : 2001年 1月13日(土) 14:00〜16:30
場 所 : 岐阜大学 工学部 機械システム工学科 会議室 (工学部 A棟 A330)
(交通手段:JR岐阜駅下車,岐阜駅前バス停より岐阜大学キャンパス線,終点下車,所要時間約26分
または 名鉄新岐阜駅下車,新岐阜駅4番乗り場より岐阜大学キャンパス線,終点下車,所要時間約25分)
- 講演1 14:00〜15:00
- 講演題目:分子・原子分光法による高温度場の計測
- 講 師:北川 邦行 氏(名古屋大学高温エネルギー変換研究センター)
要旨
火炎、高温炉、プラズマ中の分子ラジカルや、原子の分光学的計測および温度計測についてオムニバスに話す。また、それらに基づいた、二次元測定や時間分解測定の例についても紹介する。種々の4種類の温度についても理解してもらえるようにしたい。
(30分休憩)
- 講演2 15:30〜16:30
- 講演題目:排ガス中重金属測定へのLIBSの適用
- 講 師:義家 亮 氏 (岐阜大学工学部 応用精密化学科)
要旨
石炭・廃棄物燃焼の排ガスに含まれる微量重金属の測定を目的としたレーザ誘起ブ レークダウン分光法(LIBS)の利用について紹介する。レーザ破壊プラズマはそれ自体がガスの温度・組成などに影響を受けることが知られており,これが実際の排ガス測定場においてLIBSによる金属濃度定量化を行う際に大きな障害となる。したがって,灰分に含まれる他の主成分元素を内部標準とした定量化,あるいは発光スペクトル強度の検量線に対するガス温度の影響等について実験的に検討しているので,これらを中心に報告する。
参加費 : 200円 (学生100円)
セミナー終了後,新年会(費用は実費)を予定しています.奮ってご参加下さい.