食料経済学研究室では,食料品の生産から加工,流通,消費の各段階で発生する経済問題を,関連する社会経済データを用いて,統計的に分析します。自然科学主体の生産環境科学課程において,社会科学の研究テーマを取り扱っています。
当研究室での卒論の取り組みには,経済学や統計学関連の知識を必要とします。
ゼミでは,卒論指導の前提として,研究室に配属後,数学・統計学・経済学に関連する演習をおこないます。初歩的な計量経済学のテキスト演習を通して,関心のある卒論テーマを検討します。テーマ決定後は,関連する経済データの収集,分析目的にそった統計手法の修得,分析と考察,記述という順序で,卒論を組み立てていきます。