【ポイント】
- 47章(旧版46章)の「運動中のガス運搬」
- 50章(旧版49章)
運動に伴う酸素要求の増加は、どのような機構によって満たされるか?
以下の内容は、心臓循環器の所を勉強するときに、充分な理解をすることになるでしょう。今回は、自分なりにテキストから該当するセクションを見つけて、それなりの説明をつけてみて下さい。(時には、ここを読め!ではなく、欲しい情報を見つけだすというのもいいでしょう)。
- 心拍出量の増加は、交感神経作用でもたらされるが、それはどのようなメカニズム? (人工的なペースメーカーで脈拍数だけを上げたときと、どこが違う?)
- 肺循環はもともと圧力が低いから、一気に血流が増えれば、肺水腫となってしまいそうものだけど、そんなことにならないのはどうしてか?
- 骨格筋に優先的に血液が向かう(血流の再分配)は、どのようにして実現されるか?
- 運動を開始すると同時に(まだ血液中のガス組成が変化する前に)、呼吸や心拍が速くなるのは、どのような機構によるか?
- 運動に伴う循環血流の増加は、圧の低い静脈の灌流にとっては問題である。どのようにして解決しているか?
- 酸素要求量の増加に見合うだけの、心拍出量の増加がなくても大丈夫なのは、なぜ?
- 運動中の毛細血管の反応は?
- 無酸素運動をすると、乳酸が蓄積することは、知っているでしょうが、実はこのとき解糖の結果できるピルビン酸が優先的に乳酸に変換される理由があります。どんなことでしょう?
胎児のガス交換について
- 胎児の循環器の特徴をまとめて、どうして成体にはないものがあるのか考えてみよう。
- 胎子ヘモグロビンと成体ヘモグロビンの違いは?
- 出産に伴い、肺呼吸へ移行するときのイベントを順を追ってまとめてみよう。
(書いてあることをトレースするだけでなく、ひとつひとつを理論立てて考えること)
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(例えば、新生子が最初の呼吸を行う刺激が書いてあるけど、その刺激がどうして呼吸を始めよという刺激になるのか?)
- 胎仔期の循環が依存することで、どのような異常が発生するか?
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