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  獣医生理学3 「呼吸」に関する講義内容と予習項目

呼 吸

  • 講義内容を理解するために、予習しておくと良い項目を赤字で書きました。
  • ある程度わかっていることを前提に進める内容を、青字で書きました。
    「私は、生物をやってないからわからん!」なんて言わないで、少し予習して講義に臨んで下さい。
     

1. 呼吸器とその役割

  • 呼吸器の役割としてガス交換は直ぐに思いつくでしょう。この他にどんな機能があると思いますか?
  • 呼吸器の成り立ちは、テキストp. 〜で押さえてきて下さい。
    (気道-鼻腔、咽頭、喉頭、気管、気管支; 肺胞; 胸郭 etc)

2. 肺胞におけるガス交換のメカニズム

「分圧」という言葉の意味は理解してますか?

3. 酸素と二酸化炭素の運搬←テキストp. 〜読む。

  • 体液のpH 調節のところで出てきた炭酸脱水酵素による反応について、復習してきて下さい。
  • 赤血球の機能も復習。ヘモグロビンの酸素解離曲線を覚えていますか?

4. 呼吸中枢

結構複雑です。テキストp. 〜、橋と延髄の違いを読みとって下さい。

5. 呼吸の周期性を作るメカニズム
 1)橋の呼吸調節中枢
 2)迷走神経を介する調節(ヘーリング・ブロイエル反射)

6. 呼吸運動の調節
 1)肺
  (i) 伸張受容器
  (ii) イリタント受容器
 2)上部気道粘膜
 3)頸動脈小体・大動脈体
 4)脳幹(呼吸中枢の近傍)
 5)筋・腱・関節
 6)上位中枢

5. 6. は重要ですから、詳しく話します。テキストはp. 〜が相当しますが、それ程しっかり書かれているとは思いません。上記項目の言葉の意味や解剖学的な位置を調べてみて下さい。


7. 運動と呼吸
8. ガス交換の不良に基ずく病態

この二つの項目で総合的に考察し、呼吸機能を復習する予定です。