心 臓
- AIMSに講義の進行と合わせて復習項目を掲示しておきます。そちらで復習する方が良いと思います。
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(1)循環系の成り立ち、心臓の構造と機能
・講義で説明されたこと思い出しながら、何がポイントか書き出してみてください。
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それについて、自分なりに説明してみてください。
(2)心臓循環器の位置関係
・意識して欲しいことを3つ挙げましたので、それを説明できるようにしてください。
・門脈とは何か?
(3)心筋の特徴
・生理学1の復習です。
○ 静止膜電位の成り立ち
○ 活動電位の発生
・活動電位の発生メカニズム(骨格筋との違い:チャネルレベルで)
チャネルが云々・・・という話になると、嫌になってくるかも知れませんが、心臓の電気的活動を根幹から理解する、自律神経の作用様式を理解する、あるいは薬物の作用機序を理解する・・・ということには、不可欠ですから時間をかけてじっくり考えて下さい。
○ どのようにして長い活動電位が作られているか?
○ 機能的合抱体として機能する基盤は?
○ カルシウム誘発カルシウム遊離とは何か?
○ 活動電位はどうやって収縮につながっているか(興奮収縮連関)?
○ 自動能を作り出すメカニズムは?
(4)刺激伝導系について
・刺激伝導系の特徴をまとめましょう。
・特に、刺激が伝わる速さの違いが、機能とどのように連動するか考えてみよう。
(5)図15(プリントにはタイトルが抜けていますが、弁の開閉を書き込んでもらった図です)を説明する。
・この複雑な図を見ながら、ポイントを挙げられますか?
誰かに説明することを想定して、まとめましょう。
(6) 心雑音について
図16〜20を参考にしながら、以下の点をまとめましょう。
・正常な心音が発生するタイミング
・雑音が発生する状況
(弁が閉じないとき、弁がうまく開かない(狭い)ときです)
以下、ちょっと難しいので必須事項ではありません・・・・
* 大動脈弁狭窄、僧帽弁閉鎖不全、大動脈弁閉鎖不全では、それぞれどのような心雑音が発生しますか?
心房内圧、心室内圧、動脈圧の関係はどのようになるか、雑音の発生がわかるように図示してみて下さい。
(7)交感神経の作用(図21〜26)
・運動とペースメーカーによる心拍数増加でどのような違いが出るか?
・また、それをどのように説明したらよいか?
・交感神経の作用と関連した神経分布の特徴は?
(8)心拍出量に影響を与える要因を理解しましょう。
・図27〜29に出てくる用語の定義を確認。
(9)圧受容器反射について
・どのような反射か説明してみましょう。
○できれば本やノートを見ないで、説明してみて下さい。これは暗記せよ、という意味ではありません。ここまで勉強してきたことを元に、考えながら自分でストーリーを組み立てる訓練をして下さい、という意味です。
心電図の項目
(1)心電図でないとわからないこと、心電図でもわかることを、他の資料も参考にしながら、まとめてみて下さい。
* 心機能は、心電図でわかりますか?
* 心機能って何ですか?
(2)図1〜4で、心電図が何を表しているのか、直感的なイメージを作りましょう。
* 図1, 2を後輩に講義するつもりで説明してください。
* 図3, 4では、何をポイントに説明しますか?
(3)誘導法について、まとめてみて下さい。
* 獣医学領域に特徴的な誘導法にどんなものがある?
(4)標準肢誘導の波形の成り立ちを、心臓の活動と対比させながら理解して下さい。
* 同じ基線にあるPQとST の違いがわかりますか?
* T波が上向きなのはなぜ? 図13にあるイヌのT波は下向きだけど異常?
(5)僧帽性P、肺性Pはどんな理由で、どんな波形になるかまとめましょう
* 典型例ばかりに遭遇するわけではありません。イレギュラーだらけの心電図を読み取るための基礎として、典型例を説明できるようにすることは有効と思います。頑張りましょう!
(6)心房性の不整脈と心室性の不整脈は、どんなところを注目するとわかるでしょう?
* 代償性休止は、どうしてできる?
(7)アイントーベンの三角形を描くまでもなく、標準肢誘導で得られる6つの波形を並べると、心臓軸は大まかに評価できる。どのような要領だったですか?
(8)以下の点を考えて下さい。
* 心筋梗塞でQ波が深くなることがあるが、なぜ?
* 脚ブロックでR波が二つの山に分かれることがあるが、なぜ?
* 脚ブロックで、QRS群の幅が広くなることがあるのはなぜ?
※下の二つは、講義で説明しませんでしたが、同じような考え方をして説明してみましょう。
心電図プリントNo.3の図18については、循環の講義が終わるまでの課題とします。
なぜ、ノルアドレナリンの血中投与で「頻脈」ではなく、「徐脈」になるのでしょう?
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