体 液
- AIMSに講義の進行と合わせて復習項目を掲示しておきます。そちらで復習する方が良いと思います。
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(1)浸透圧を保つための仕組み
「血液のモル浸透圧濃度↑」
↓
「浸透圧受容器」
↓
「バゾプレッシン↑」
※この流れについては、因果関係が非常にわかりやすいと思いますが、
浸透圧受容器(センサー)はどのようなものかわかりますか?
* 浸透圧が上がった場合の生体応答は、上記のような機構
(水のロスを少なくする=これ以上ひどくしない機構)
だけでなく、もっと積極的な機構が存在する。 どのようなものを考える?
(2)食道や胃にある水受容器の意義は?
(ADHに対するフィードバックを考える)
(3)細胞外液量を保つための仕組み
血液量と浸透圧の変動が、常に一緒に起こるとは限らない。確かに一次脱水(水のロス)を考えれば、血液量の低下と浸透圧の上昇を一緒に考えて良い。しかし、二次脱水の場合(電解質のロス)は浸透圧はむしろ低下する。
* センサーは?(どうやってECF↓をキャッチする?)
(センサーの位置に対する考察はできるか?)
* Naの調節と水分の調節の相互関係を理解すること。
(4)イオン組成を一定に保つ仕組み
※ナトリウムやカリウムは、浸透圧や体液量の調節を参考にすること。
ここでは、特にカルシウムについて復習。
* カルシウムの重要性は?
* センサーは?
* ビタミンDはホルモンとどうして呼ばないのだろう?
(ステロイドホルモンは、同じようにコレステロールから合成されるのにもかかわらず・・)
(5)なぜpHを狭い範囲で調節する必要があるのか?
※アシドーシスでどうして生命の危機にさらされるか考える。
(6)解離定数について
* 解離定数とはどのようなものか、よく理解すること。
* 本来、血液のpH調節のためには、pKa = 6.8 のリン酸が適していて、pKa = 6.1 の炭酸はあまり適していない。にもかかわらず、生体はどうして炭酸を利用するのだろうか?
(7)タンパク質の持つ緩衝作用はどのような機序か?
(8)酸-塩基平衡を脅かす要因について考えてみてください。
* pHを変化させるような要因をいくつ挙げられますか?
※一定に制御されている水素イオン濃度ですが、実は常に生成し、消費されています。
ある瞬間に存在する量(40 nmol/l;pH7.4 の時の濃度)の100万倍以上の生成と
消費が毎日繰り返されていることに注意して下さい!
(9)pHの調節は緩衝系と排泄系によって行われています。 きちんと説明できますか?
(10)呼吸性要因あるいは代謝性要因によるpHの変動とそれに対する応答
* 呼吸性アシドーシス、代謝性アシドーシスとはどのようのものか、それに対する生体の応答はどのようなものか、充分理解できているか確認する。
* テキストによっては、代償性呼吸性アシドーシスって書かれているが、どのようなことか?
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