多品種生産ラインの部品投入リアルタイム制御(パターン認識による投入決定処理)
多品種生産ラインにおける簡単な流れを次に説明する、部品投入→加工→バッファ(部品保管用の空間)に部品を置く→要求された部品引き取る。 部品にはたくさんの種類があり、どんな部品を要求されても、すぐに渡せるようにバッファの部品数を保っていないといけない。 しかし、バッファが大きすぎると、土地代などのコストがかかり、また、小さすぎると、部品が足らなくなる恐れがあります。 そうならないように、バッファの部品数を常に見て、OUT_PATTERNと呼ばれるバッファの替わりとなるパターンをあらかじめ決めておいて、OUT_PATTERNのそれぞれの形と現在のバッファの状態を照らし合わせ、最適な部品を投入して、バッファを最適な状態にしようというのが、目的です。