2003年度 生物数学 定期テスト評価
今回の定期テスト(7月29日実施)の素点の分布は以下のとおりです。
50点未満 20名
50点以上70未満 22名
70点以上80点未満 10名
80点以上90未満 8名
90点以上 3名
(受験者63名;最低点 10点;最高点 95点;平均点 58.1)
この定期テストでは、直近に行った統計の授業と小テストのおかげか、統計関係では比較的良くできていました。微分方程式、増殖反応、生化学反応系の問題は、それまでの確認テストと答の解説に時間を取ったにもかかわらず、期待した程にはできていませんでしたが、まあまあといったところ。しかし、フーリエ変換の問題は残念ながら数人しか解答できているものがいませんでした。この辺りは次の医用工学での授業でも基本からやらないといけないようです。
あと、クイズ2問は意外とよくできていました。(クイズはこの2問で10点で、他のとくらべて配点は半分です。これに一生懸命かかって他の授業問題で計算ミスをしているのが何人かいました。)昨年度のより簡単にしました。有名なクイズで就職試験でも使われるものです。もしどうしてもまだわからない人がいたら、メールをくれれば答を教えますよ。
さて、最終的な成績評価は、講義の中でも言いましたが、この定期テストと3回の確認小テストの平均と、ボーダーの学生に対しては出席点を加味して判定しました。3回の確認テストでは受けなかった場合は0点として判定に使っています。(今回は評価対象63名中、A評価は11名(18%)、B評価は28名(44%)不合格者は5名でした)
定期テストが40点未満でも、確認テストとの平均が45点以上とっており出席点(1回1点)を加えて50点を越えればC合格としたものもいましたし、逆に定期テストでは40点以上とっていても確認テストとの平均が10〜30点台しかとれず出席点を入れても45点未満の時は不合格としました。この授業では、出席をほとんどしなくても定期テストで良い点をとればそれなりに評価をする考えでしたが、出席をほとんどしないで定期テストも最低点近くしか取れない場合は未履修ではなく不合格としています。また、出席をある程度して確認テストもそこそこの成績をとっていると定期テストを受験しなかった場合でもC合格を出したケースが昨年度はありましたが、今回からは定期テストを受験しなかった場合は規定通り「未履修」としました。
(2003年8月 吉田 敏)