設置の趣旨

 本研究科は、獣医学課程あるいは獣医学科を有する帯広畜産大学、岩手大学、東京農工大学及び岐阜大学が連携協力して設置す る標準修業年限4年の大学院博士課程で、1990年に岐阜大学に設置されました。

 本研究科は、獣医学に関する高度な専門知識と優れた応用能力を生かして、独創的かつ先駆的な研究を遂行しうる研究者及び社会の 多様な方面で活躍できる高度技術者を養成し、獣医学及び関連諸科学の発展と社会の進展に寄与することを目的としています。

 また、近年急増しつつある外国人留学生や社会人学生を積極的に受入れ、獣医学術の国際的ニーズに対応し、国際協力にも貢献する ものです。

 また、2001年4月から、厚生労働省国立感染症研究所、2003年4月から、厚生労働省医薬品食品衛生研究所、2004年4 月から、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所、2008年12月からJRA競走馬総合研究所及び 2014年5月から、公益財団法人実験動物中央研究所との連携協力により、専門的な教育研究指導の一層の充実と教育研究交流活動 の活性化が相互に図られ、獣医学術並びに科学技術の更なる発展に寄与するものです。  


岐阜大学大学院連合獣医学研究科の発展的解消のため、2023年3月をもって、国立医薬品衛生研究所との教育・研究連携を解消しました。
2024年4月に公益財団法人実験動物中央研究所は公益財団法人実中研に法人名が変更されました。