論文を作成の際、微生物(原核微生物)の学名表記を度々間違えます。
Microsoftのオフィススイート(Word, Excel, PowerPoint)のスペルチェック機能は、デフォルトでは学名には対応していません。
そこで、学名に対応したカスタム辞書を作って、スペルチェックをしてみてはどうでしょう。
手順
1. DSMZのBacterial Nomenclature Up-to-Dateから最新のApproved listを入手する。ここでは、Excelファイルを使います。
2. 取得したExcelファイルを、フィルター、並び替え、重複データの除去の機能を使って、属、種、亜種名がアルファベット順に並び換えられたファイルにする(実際には、属名の列により上位の階級名が含まれます)。
3. Excelのオプション→文章校正→ユーザー辞書(“メイン辞書のみ使用する”のチェックボックスOFF)→新規作成 の順にクリックする。
4. 適当なファイル名を付けて(eg. Nomenclature.dic)保存する。 後でこのファイルに先程並び換えたものを貼り付けます。
その場所を控えるために、アドレスバーを右クリックしてアドレスをコピーします(Vistaと7で有効)。
Vistaと7の場合:
C:\Users\XXX(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\UProof
XPの場合:
C:\Documents and Settings\XXX(ユーザー名)\Application Data\Microsoft\UProof
5. テキストエディタでNomenclature.dicを開いて、Excelで並び換えた属、種、亜種名(上位の階級を含んでも構わない)をペーストします。
6. Excelを終了する。
以上
この状態で、Word(ExcelやPowerPoint)で作ったファイルを開いて、スペルチェック(F7キー押下)を行ってみます。
そうすると、学名にミスがある場合、赤線がひかれているはずです。
その学名をNCBI taxonomyやList of Prokaryotic names with Standing in Nomenclatureで確認してみましょう。
論文投稿直前にBacterial Nomenclature Up-to-Dateから最新のカスタム辞書を作成するといいかと思います。
ここに2012年4月のBacterial Nomenclature Up-to-Dateをもとに作成した、カスタム辞書ファイルを保存しました。よければ、自己責任のもとご利用ください。
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