マレーシアの熱帯雨林の様子
板根 板根は、熱帯地域の樹木によく見られる。熱帯では、土壌の厚さが薄いため、深く根を張ることはない。その為、このようについたて状の根をもち、倒れないようにしているとがんばっている。落ち葉一枚めくるとそこはもう黄褐色の貧栄養な土壌である。
タワー 鉄木で作ったタワーが建てられている。途中まではかなり頑丈な作りだが、最後のテラスから上には梯子しかない。ランビル国立公園では、熱帯林の調査が行われており、いまでも、新種の昆虫などがざくざく見つかる。
林床は非常に暗く、人間の目は瞳孔で調節するので、明るいようにも感じることもあるが、カメラを向けると絞りとシャッタースピードから、その暗さに気づく。