Laboratory of Forest Ecology
■ランビル国立公園■

マレーシアの熱帯雨林の様子

樹冠 典型的な熱帯の樹木の樹冠
 伐採された林縁部でしかこのような樹冠はみることができないかもしれない。
林冠ギャップ 林冠ギャップ
 熱帯雨林では、高木層の樹高が50〜70mもあるため、、ひとたび倒れると、幅20-30m、長さ50mもの疎開部分ができあがる。一目見ても何が起きているのかわからないぐらい大きい。しかし、この破壊を伴うことこそが、森林の本来の姿である。
板根

板根
 板根は、熱帯地域の樹木によく見られる。熱帯では、土壌の厚さが薄いため、深く根を張ることはない。その為、このようについたて状の根をもち、倒れないようにしているとがんばっている。落ち葉一枚めくるとそこはもう黄褐色の貧栄養な土壌である。

タワー

タワー
鉄木で作ったタワーが建てられている。途中まではかなり頑丈な作りだが、最後のテラスから上には梯子しかない。ランビル国立公園では、熱帯林の調査が行われており、いまでも、新種の昆虫などがざくざく見つかる。

林床は非常に暗く、人間の目は瞳孔で調節するので、明るいようにも感じることもあるが、カメラを向けると絞りとシャッタースピードから、その暗さに気づく。

ウォークウェイ ウオークウエイ
 横への移動も考えられており、ウォークウェイという吊り橋が何本もかかっている。

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