長野県上松町に残された天然生林を多く有するヒノキ林地帯で、日本三大美林(秋田のスギ林、青森のヒバ林)の一つに数えられる。学術参考保護林に指定されており、一部は入林が制限されている。また、ペットの持ち込みも制限されている。日本での森林浴とチェーンソウ発祥の地でもある。平坦な散策コースが用意されており(ユニバーサルデザイン)、車イスでも散策可能。年2回森林浴大会が上松町主催で開催されている。観光用の森林鉄道があり、乗車券は木でできている。
かつては御用林であった。木一本、首一つとは有名な話。ヒノキ、サワラ、ネズコ、コウヤマキ、アスナロが木曽五木である。現在も伊勢神宮の式年遷宮の際、ご神体を納める容器(みひしろぎ)を作る為のヒノキを伐採することがある。かつての人為攪乱により、広葉樹が非常に少ないのが特徴。ヒノキ樹冠下には、相性がいいのか、シロモジ、マルバノキが生育している。また、アスナロが旺盛な更新を行っており、このままではアスナロ林になってしまうとの声もある。
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出現樹種(観察記録にもとづく)
ヒノキ、アスナロ、サワラ、コウヤマキ、オオヤマレンゲ、、(まったく未完)
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