濃尾平野北端に残された数少ない常緑樹林帯。全山国有林となっている。アラカシ、ツブラジイが優占しており、ツブラジイの開花時期は黄金色に山全体が輝いて見える(山の名前の由来とも言われる)。基岩はチャート。非常に土壌が薄く、夏に寡雨が続くと、ツブラジイなどの枯死が目立つことがある。尾根沿いにはヒノキ・アカマツが一部あったが、近年枯死が目立つようになった。タイワンリスが野生化しており問題となっている。シダ植物のヒトツバの群生は見事。ロープウェーからの観察もなかなか楽しい。頂上付近の展望台からの眺望は絶景(岐阜大学も見えます)。
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出現樹種(観察記録にもとづく)
アラカシ、ネジキ、カキノキ、タカノツメ、タラノキ、サカキ、ヤブツバキ、ヤマハゼ、ヤマウルシ、チャノキ、アベマキ、コナラ、ネミズミサシ、ツブラジイ、コシアブラ、アカメガシワ、リョウブ、ソヨゴ、ウワミズザクラ、ヒサカキ、サカキ、アセビ、モチツツジ、フユイチゴ、アカマツ、ヒノキ、タラヨウ、オガタマノキ、イヌツゲ、クサギ、カゴノキ、ツクバネ、ウスノキ、ネジキ、エノキ、ムクノキ、ムラサキシキブ、エゴノキ、イズセンリョウ、ヤブコウジ、タマミズキ、コバノガマズミ、コアジサイ、ホオノキ、シキミ、
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