Laboratory of Forest Ecology
■研究目標等■

研究目標

 高い森林面積率を誇る岐阜県においても、多くの森林は人の手の入った人工林か二次林である。多く見積もっても、天然林は5%程度の面積にも満たない。このような現状は、森林の断片化、樹種多様性の低下などを既にもたらしていると考えられる。しかし我々人類は、自然の仕組みのごく一部しか、知らない。
・断片化や樹種多様性の低下が何を引き起こすのか?
・何が樹種多様性をもたらしているのか?
・放置しても再生するのか?
・災害が発生しにくい山作りはあるのか?  
 広大な人工林を含めて、今後、森林をどのように扱っていくかは、森林を利用して生活する以上、避けて通れない問題である。将来、森林の持つ自然の仕組みを利用して森林を保全・保護する為に、森林の維持機構をひとつひとつ解明することが研究目標である。

研究室が求める人材
 知識を修得するだけではなく、経験と経験で養ったセンスを組み合わせて自然やデータを見つめ、森林生態系の秘密を解き明かそうという意欲を持つ人・持とうと努力している人を求めています。
 また森林の調査は一人ではできないことばかりです。他の人が困っているときは、自然と手伝うことができ、調査で野外に行くことをいとわない皆さんを歓迎します。

研究室のメンバー
大学院生(修士課程)
M2
・落葉広葉樹二次林の林分構造と経年変化(中川雅人)

M1
・付着根型つる植物の負の光屈性(亀井翔太郎)
・付着根型つる植物の分布と光環境(中垣静香)


学部生(4年生)
・イワガラミ匍匐シュートの上方伸長過程(澤田勇人)
・未定(穂積那奈)

学部生(3年生)
毎年、10月に配属されます。
・未定(秋吉由佳)


指導教員が小見山・加藤のものについて、記載されています。未だWebページを統合していないことが理由です。。。
(2013.1.31更新)


●閲覧履歴に従って、1つ前のページに戻る 森林生態学研究室トップページへ行く