●森林インストラクターとは
森林インストラクターとは、自然環境教育を行う森の案内人です。自然と森林のしくみ、森林づくりや林業、野外での活動、教育の方法、安全対策のすべてについて一定レベルの知識を持って活動することができることを証明する資格です。森林を訪れる方が、心地よく過ごし、楽しみ、感じ、自然を深く知ることができるよう、さまざまな活動を通して、お手伝いをします。ボランティアなどでの資格の活用はもちろんのこと、林野庁の森林官に任官後や森林関係の県職員等に採用後に資格取得を促されることがあります。
●森林生態学研究室で学んだメンバーの森林インストラクター試験合格者(登録者)
狩野光弘(愛知)、樋田隆志(岐阜)、加藤正吾(岐阜)、間野知宏(栃木→岐阜へ)、加藤(若林)里実(長野→岐阜へ) 平成17年4月末現在
●森林インストラクターになるためには
一次試験は、「森林」、「林業」、「森林内の野外活動」、「安全及び教育」の4科目の合格と、一次試験合格者を対象に実施される二次試験の面接と実技への合格が必要です。また、特定の講習会を受けると試験の一部免除の資格を得られます。
●合格者の登録
登録料は、5,000円です。登録の有効期間は5年間となっています。所定の手続きにより「森林インストラクター資格登録」は更新することができます。
●試験対策
一次試験直前におすすめするのは、『森林インストラクター資格試験 問題例集(第9集) -受験の手引きと対策-』です。全国森林インストラクター会発行です。
(参照)森林インストラクター(全国森林レクリエーション協会)
試験時間の割に記述が多いため、短い時間で、自分の考えや知識を文章に表現できる能力が必要です。
環境生態科学コース担当教員の加藤は、森林インストラクターの資格を有しています。応用生物科学部の皆さんで質問があれば、随時、相談に乗ります。
ここに記載以外にも、受験経験によるノウハウがあります。森林・緑地管理学講座や環境生態科学コースの人は、相談にのります。
また、岐阜大学OBの方から、森林環境教育について、勉強会や意見交換を行いたいという提案をOBの方から頂いてます。森林インストラクターや樹木医などの方で、岐阜大学OBの方や岐阜大学での学生人材育成に参画されたい場合などは、ぜひ、加藤までご連絡ください。
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