節用集小系

節用集 下巻
 慶長15年版

だいぶくたびれてますが、私にとっては幻の本。いわゆる寿閑本ですが、寿閑の名は削除されています。(20101004)

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二体節用集 三巻
 元和・寛永頃版
 吉田澄夫旧蔵書

 『二体節用集』を称する横本の最初のもの。各巻巻頭・巻末に欠丁があり、「焼け」も強めで、刷り・状態ももう一つ。(20091002)

上29MB
中27MB
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二体節用集
 元和・寛永頃版B

 上記と同板ですが、さらに後刷り。上巻には別版箇所あり。中巻欠。(20101004)

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真草二行節用集
 寛永16年刊

同名の書では寛永15年版が早いのですが、こちらを掲げます。巻末の署名が、私には貴重なものに思えますし。(20090622)

カラー93MB
モノ 12MB

真草二行節用集
 万治元年版

見出しと見出しの境界に、はじめて句点を導入した本。ぎゅっと詰め込むための工夫のはですが、なぜかゆったり感がただよいます。(20101012)

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真草二行節用集
 慶安4年孟冬版別版

17世紀の節用集では『真草二行節用集』の再版数が光ります。国会図書館の亀田文庫本(慶安4年孟冬刊)とそっくりさん。(20101006)

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真草二行節用集
 寛文元年版

もう一つ。(20101202)

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頭書大成節用集
 元禄8年版

この種のものも多く出ました。(20101021)

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〔増字百倍〕早引節用集
 宝暦10年刊

早引節用集には6種の基本本文がありますが、Bタイプとしたものの祖本です。(20091215)

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倭節用集悉改嚢
 文政元年刊

文政9年版がよく見られますが、元年版もありました。旧蔵者が3分冊にしていたものがあったのでスキャンしやすかった。(20110519)

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番外
倭玉篇 中巻
 寛永5年版(別版)?

横本の倭玉篇。亀田文庫の寛永5年版(雄松堂のマイクロで見られたW26/1628)とは同内容ながら別版。こちらの方が摺りは早そうです。(20100423)

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伊呂波略韻(仮題)
 寛文9年版
 黒川家旧蔵

版面が荒れているので古い版もあるでしょう。内題はないので、表紙の墨書きをとりました。黒川家旧蔵書が流れ着くとは。状態はよくないですが、蔵書印が嬉しい。(20101004)

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