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あいさつ
救急医学は時間との闘い…。ボーダレスに専門の医師たちを束ねて、最大限に生かすことのできるリーダーが求められている。

「救急医学には専門性などない…」
「うちの科に入局してから救急にローテイトさせてあげるよ…」「あんなものは専門の片手間にできるよ…」などという発言を、私が救急医学講座に入局した1985年頃によく聞いたものです。
しかし、10年前からそのような発言はほとんど聞かれなくなりました。何故なら、それは救急専門医の存在によって、その病院における救急患者のみならず重症患者の運命が大きく変わってしまうことが明確になったからです。例えば、各科の優秀な医師が5人いたとしても、それだけでは重症救急患者を救命できるわけではありません。救急医学の専門性は臓器別診療体系とは明確に一線を画しており、一つの臓器をコントロールすることではなく、一定の時間内にどれだけのことを行い、救命し得るかということに専門性を持つというところにあります。
教授 小倉真治重症な患者様の生命予後が、明確にその場にいるリーダーの手に委ねられているのです。だからこそ、私たちが育てたいのは、どのような状況におかれてもその場にいる救急集中医療チームの能力を最大限に生かすことのできるリーダー…、つまり救急指導医なのです。
岐阜大学高度救命救急センターは生まれてまだ4年です。しかしすでに臨床実績やスタッフの質量とも中部地方有数となっています。皆さんも、日本一を目指して着々と実績を積んでいる岐阜大学高度救命。
救急センターで後期研修を行い、大きな飛躍をしませんか? チャンスに後ろ髪はありませんよ!

ヘリに乗っている小倉真治教授 <教授 小倉真治プロフィール>
岐阜大学大学院医学系研究科救急・災害医学教授
同大学医学部附属病院高次救命治療センター長
1985年に岐阜大学医学部を卒業。
1996年に米国サウスキャロライナ医学大学客員研究員。
翌年、香川医科大学附属病院救急部助教授となり、
2003年より現職。
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