中濃厚生病院救命救急センターは2000年に発足し、救急診療部と集中治療部から成ります。
救命センター専従医が夜間休日以外の救急車対応をしており、いわゆるER型診療をしています。
救急車は1次救急から3次救急まで原則すべて受け入れています。
集中治療室はICU10床、CCU3床、HCU13床から成り、多発外傷、ショック、重症敗血症、CPA蘇生後、中毒などは救命センター専従医が担当を受け持ちます。
従って救急患者の初期診療と集中治療患者の全身管理が主な研修内容になります。
この様な診療体制には、各科との連携や病院のバックアップ体制が重要ですが、当院はいずれも充実しており救急科専攻医が働きやすい環境にあります。
さらに、救急隊員へのメディカルコントロール(MC)や災害医療にも精力的に取り組んでおり、救急専従医が中心となって院内で事後検証会や災害医療訓練を定期開催しています。