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「すべての細胞は細胞から」・・・・19世紀の病理学者Virchowの有名な言葉です。細胞は何もないところからは決して生じず(かつて太古の地球で一度生れてから以降は)、必ず既存の細胞の分裂によってのみ新たな細胞が生れる、という重要な認識をあらわしています。ここから「細胞は生命の単位」という認識へとつながっていきました。
たぶん誰もが一度は学校で、以下に挙げたようなタマネギやネギの細胞分裂を観察したのではないかと思いますが、何度見てもその精妙さに驚かされませんか? どうように染色体は凝縮するのか、どうやって等しく染色体を分配するのか、どのように細胞は2つに分けられるのか、などなど多くの疑問が湧いて来ます。近年の細胞生物学の進歩により、これらの問に対してかなり詳しく答えられるようになってはきましたが、まだまだわからないことだらけです。たとえば、動物細胞では分裂後期に赤道部にくびれができて2つの細胞に分けられるのですが、どのようにしてそのくびれの位置が決められるのか、ということはまだ未解決の問題です。
以下の写真は、上の2枚はタマネギの根端の切片像で、あとはネギの根端の押しつぶし標本像(アセトオルセイン染色)です。
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