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達目洞(だちもくぼら):ヒメコウホネ群落

 

 2009年5月、朝のNHKローカルニュースを見ていたら、「金華山の東山麓の自然保護区でヒメコウホネという希少植物が開花し、多くの自然愛好家が訪れている」、との報道がありました。金華山の梺ということは近所ではないか、ぜひ見てみよう、ということでさっそく週末に訪ねてみました。

 まずネットで情報収集し、場所を確認。このページには地図も載っており、大変参考になりました。

 特別保全地区の名は「達目洞(だちもくぼら)」。国道156号線の岩戸トンネルを出て、鵜飼大橋へ向かうアクセス道路の高架橋の真下にありました。これまで何度も車で上を通っていたわけですが、こんなところに保護区があったとは、全く知りませんでした。

 田んぼの合間に、細い、澄んだ用水路が静かに流れ、その両脇のところどころに散策用の板が敷いてあります。なつかしい里山の風景。川面を覗くとヒメコウホネが、小さな、そして可憐な花を咲かせていました!

現地に掲げられた説明プレート

 スイレン科ヒメコウホネ属。レッドデータブックに記載されている絶滅危惧種とのこと(東海型ヒメコウホネ=狭義のヒメコウホネ)。鮮やかな黄色の花弁がとても印象的です。開花後、時間がたつと花弁はややオレンジがかるようです。

 オオカワトンボにも出会いました。他にもいろいろな貴重な動植物が見られるそうです。こういう身近な自然は貴重です。頭上の高架により日陰になってしまったところにはヒメコウホネはもはや見られず、道路の影響が心配されます。鵜飼大橋の恩恵を受けているだけに複雑な心境です...

達目洞の少し北の木立の中に、ひっそりと佇む「妙見宮」