8週間コース参加学生17名(スウェーデン・ルンド大学)の開講式及びガイダンスを行いました。キャンパスツアーの後、歓迎茶話会が開かれました。サマスク学生と日本人学生チューターの皆さんに自己紹介をしてもらいました。
6月5日から7月22日まで、毎週月曜日から木曜日の午前中、2クラスに分かれて日本語の授業を受けます。
美濃市せぴあ会の方々に浴衣を着付けてもらい、服部勝利先生、美濃小倉太鼓の方々にご指導いただき、和太鼓演奏を体験しました。
手抜きなしの服部先生の和太鼓指導は最後まで参加学生を飽きさせません。全員が懸命にたたきまくり、見た目より複雑なその奏法をほぼマスターした者も! 時間をかけて丁寧に準備して下さった美濃小倉太鼓の皆様や美濃市の関係の方々に感謝。
土岐市のどんぶり会館にて轆轤や絵付けなど、陶芸を体験しました。
轆轤をまわし粘土と格闘する学生、ゆがんだ器をみて利休の「わび・さび」を語る学生、漢字をモチーフとして絵皿を完成させた学生、そして籠いっぱいの陶器をお土産にした学生がいました。岐阜が誇る陶芸文化が、留学生のハートを鷲摑みにした良いエクスカーションでした。
森脇学長をはじめとした役員の先生方との昼食会が、留学生センター交流ラウンジにて行われました。学長から歓迎の挨拶をいただいた後、自由に歓談。会の最後にはルンド大学と木浦大学の代表者がスピーチをしてくれました。
4週間コース参加学生4名(韓国・木浦大学)を迎え、歓迎パーティーが学外研にて開かれました。
能と狂言のワークショップが開催され、サマースクール学生も参加しました。能は観世流シテ方味方團先生・田茂井廣道先生、狂言は大蔵流狂言方 山口耕道先生・茂山良暢先生による講義と実演があり、参加者には「見て、聞いて、体験する」充実したものとなりました。
上高地、白樺湖、松本、馬籠宿を巡る一泊二日の旅行に参加しました。
7月3日(木)
7月4日(金)
あいにくの天気で景色を楽しむには残念でしたが、バスでの移動中は大雨でも、散策や見学場所では小雨程度ですんでほっとしました。上高地では、地元のラジオ局のインタビューを受けた学生がいました。日本語でしっかりと受け答えしていました。白樺湖畔のホテルで一泊して、二日目は松本城と妻籠宿で日本の歴史的な側面に触れました。松本城ではサムライと記念撮影をしていました。長時間の移動でしたが、車中では日本の現代文化たる(?)アニメも楽しみました。
郡上八幡国際友好協会と郡上市役所のご協力のもと、郡上での文化交流、そしてホームステイを体験しました。
7月11日(金)
7月12日(土)
7月13日(日)
7月14日(月)
以前から留学生の受け入れに興味はあったものの、子供が小さいことや、主人の不在が多いことでなかなか思い切れず、今回も最後の最後まで受け入れを迷いました。が、そんなことは終わってみれば何でもないことで、あっという間の3泊4日。本当に充実した時間でした。受け入れを決めてから、子供たちは「あと何日寝たらお兄ちゃんが来るの?」と心待ちにしていました。我が家に来たヒョンボ君はとても優しく、よく気がきく、子供たちのいいお兄ちゃんでした。
まだ来たばかりの2日目の朝、私が席を外していると、3歳の息子の鼻水をかんでくれていました。なんでもないことかもしれませんが、なぜか胸の奥がジーンをし、彼の優しさが垣間見えた一瞬でした。
駄菓子屋さんへ行ったり、餃子パーティー、郡上踊り、お城山めぐり、アート田んぼ見学、と、悪天候の中、そして、短い時間の中で色々な事をしましたが、彼も話してくれたように、家族でテーブルを囲んで語り合った一時が一番楽しかったように思います。
特に郡上のソウルフード?けいちゃんを囲んでの最後の晩餐はお酒もたくさん入り、会話も弾みました。1日目から疑問に思っていた、口元を隠しながらお酒を飲んでいたのは韓国のお酒を飲む上でのマナーだったと教えてくれたこと、初めて食べたマグロのさしみを「おいしい!」と絶賛していたこと、最後の締めに・・・と作った炒飯を「僕が作ってもいいですか?」と、自ら料理をしてくれたこと、全てが素敵な時間の流れでした。
ヒョンボ君が帰った後、ラジオから聞こえる「韓国」という言葉に5歳の娘は瞬時に反応していました。「お兄ちゃん今何食べてるかな?」「お母さん、なんかさみしいね」と、この短い間に彼の存在は子供たちの中にしっかりと位置づいたようです。
日本に来て、テレビで見る日本のイメージとは違って、みんなが優しくていい国だと思った。と言ってくれたのと同じように、私も韓国の人のイメージがとてもよくなりました。国に関わらず、ヒョンボ君が我が家に来る初めての留学生で本当によかったです。またいつでも帰ってきてね。ベリーパイを作って家族みんなで待っているよ。(その時は「水」でなく、「お湯」のシャワーを出すからね(苦笑))
人生初の海外旅行が日本。そのプログラムの中で一番楽しみにしていたのがこのホームステイ、そして、luckyか、unluckyかその家がわが家だったこと。これも何かのご縁。最高の「一期一会」となりました。ありがとう。日本のオッマより。
P.S. 3泊4日、受け入れがしやすいよう、細かいご配慮をしてくださった国際交流会の皆様、岐阜大学の皆様、素敵な時間をありがとうございました。(Y.M.様)
お誘いを受け、約20年前にインドへホームステイをしたことを思い出しました。戸惑いの中、みんなに親切にしてもらい、感謝しながら過ごした日々がとても懐かしく感じられました。家族に相談したところ、「ええよ」と言ってくれたことが後押しとなり、やってみようということになりました。
家族は私達夫婦と子供たち、義父母の6人です。学校や仕事などそれぞれ忙しく、そろって話す機会が少なかったのですが、日が近づくにつれ、「○○に行こう」「○○してみたら喜んでくれるかなあ」など話しあうようになりました。ちょうど仲間入りしたばかりの子猫「さくら」と共に、家族みんなで対面の日を待ちわびました。
当日、初対面したトールさんは偶然にも義父の名前と驚くほど似ていたので親近感がわきました。日本語も上手でした。私たちの国の言葉を話してくれるということは私たちの国を理解してくれているようでとてもうれしいものですね。
1日目は観光、鍾乳洞やミュージアム、郡上踊りの発祥祭に行きました。郡上の観光は家族にとっても久しぶりでした。2日目は、我が家のごく日常を過ごしました。喫茶店モーニングや回転寿司、道の駅の温泉に行きました。我が家では郡上ならではのけいちゃんや鮎の塩焼き、朴葉寿司などふるまいました。義母がとても楽しそうに支度をしていたので、手伝う私も楽しかったです。また何気ないことですが、エコプラザへ一緒に行って資源ごみを出したり。「これはどこですか?」と手伝って下さったことが嬉しかったです。
つかの間の4日間でしたが、これででよかったのかなあと家族で反省会しました。こりずにまた遊びに来てくれたら嬉しいです。
この体験をとおして、私も相手の方の国の言葉を学び、お話ができるようになりたいと思いました。我が家に新しい風を吹き込んでくれた彼に感謝しています。
貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。(H.K様)
大相撲名古屋場所を観戦しました。
35度の猛暑の中、着いた愛知県体育館前には大勢の人が。何事かと見ていると、大型ワゴン車から緑の粋な浴衣の横綱白鵬関が下りてきました。それに驚きながら私たちは西側指定席へ。幕内力士と横綱の土俵入りで徐々に高揚しつつ中入り後の21番の取組を見ました。若手ホープ遠藤関への館内からの大声援には、留学生も掛け声で加わり、勢関への手拍子にはまたこぞって参加。日本の暑さに参りつつあった留学生が、しばし暑さを投げ飛ばしていました。
サマースクールの終了を迎え、まとめの会(反省会)、そして修了式が行われました。その後、郡上でお世話になった方々、岐阜大学の先生方、宿舎チューター等も交えた歓送会が開かれました。