8週間コース参加学生14名(スウェーデン・ルンド大学)の開講式及びガイダンスを行いました。キャンパスツアーの後、歓迎茶話会が開かれました。
美濃市せぴあ会の方々に浴衣を着付けてもらい、服部勝利先生、美濃小倉太鼓の方々にご指導いただき、和太鼓演奏を体験しました。
「浴衣を着て、太鼓をたたく」というプログラムは思った以上に学生をエキサイティングさせました。中には、講師が絶賛するほどの演奏(演技?)のパフォーマンスを披露するプレーヤーがおり、驚きました。講師の服部先生と美濃小倉太鼓保存会のみなさんの熱いご指導に感謝します。
観世流シテ方味方團先生・田茂井廣道先生による能の講義・実演ワークショップに参加しました。ルンド大学のセルマさんが、着付モデルになりました。
土岐市のどんぶり会館にて轆轤や絵付けなど、陶芸を体験しました。
轆轤を回し、次々と茶碗などを作っていく人もいれば、構想を練りながら独特な作品を作り上げようとする人もいました。絵付けの方も、皆真剣に絵を描き、文字を書き込みました。“お茶に魅かれてゐるあなたへ”というような一文がありました。お茶好きの友人がこの一文を眺めながら飲むお茶は、さぞ甘い味がするでしょう。
4週間コース参加学生3名(韓国・木浦大学)を迎え、歓迎パーティーが学外研にて開かれました。
上高地、白樺湖、松本、馬籠宿を巡る一泊二日の旅行に参加しました。
学生たちは、上高地、白樺湖では雄大な自然に触れ、松本、馬籠では日本の歴史ある城や街並みに足を踏み入れ、日本の持つ様々な表情の一面を感じてくれたのではないかと思います。私にとってもよい経験になりました。
郡上八幡国際友好協会と郡上市役所のご協力のもと、郡上での文化交流、そしてホームステイを体験しました。
『ホストファミリー(岐阜大学の短期留学生)受け入れ募集!』の回覧を見て、すぐに事務局の河合さんに電話をしました。なぜそんなに早く即答したかと思われるでしょうが、私は昔からヨーロッパに憧れを抱いていて、少しでも文化・人に触れ合えることのチャンスだと思い申し込みました。又、小学四年生と保育園の孫にも良い経験になると思いました。
欧州は、イタリア・スペイン・ドイツ・フランス・イギリスと行った事はありますが、それは何時も旅行会社のツアーで、慌ただしく観光するだけで人との触れ合いは、店の人とのやり取りだけです。今回、我が家で3泊4日スウェーデンの人が一緒の生活をするという事は、この上ないチャンスだと胸を弾ませました。
当日までは、妻達は片づけをしたり掃除をしたり、挙句の果てには、外国の人だからとベットまで注文!これには私も吃驚「おいおい、日本の家庭に日本文化を学びに来るんやで、床の間か和室の間の方がええんや!」と。でも、結局は、学生さんだから個室が良いということで、前に次男が使用していた洋室に決まりましたが。
ファミリーを迎えに行く当日は、どんな子が来るのか期待と不安で緊張しました。歓迎交流会で、ファミリーの『イサック ハリング』君を紹介され、会うと気さくな好青年なので即に溶け込み、又、頭が良く相手の事をすごく理解してくれるのでお互いに前から知っていたかのように馴染みました。
日本料理は何でも好きで、熱燗も好きだという事だったので、家に帰る前に近所のお寿司屋さんに寄りました。ネタは分からないという事でしたからこちらで注文、蝦蛄が出てきたときには「これは、虫ですか?」と、その前に私が、『茶わん蒸し』の説明を「お茶碗の中に虫が入っている料理」だと説明したからとは思いましたが、笑ってしまいました。焼きアナゴ・鶉の軍艦巻き等を食べ、「今まで食べた日本料理で一番美味しい」と言ってくれたことが、私のほろ酔い気分を一層嬉しくさせてくれました。一緒に酒を注ぎ合っていると、スウェーデンの留学生ということを忘れてしまうくらいで、初日に打ち解けました。
日本のホラー映画が好きだという事で、若嫁とビデオレンタルへ借りに行きましたが、うちの孫たちが怖がって見ないだろうと気を使ってくれて、普通の映画を借りてきていました。
イサックは、ホントに優しいです。高山では、お父さんの誕生日祝いにと、日本の文化もよく勉強していて、日本酒と版画絵を土産に買っていました。
私の方が気が回らず勉強不足で、イサックがイタリアンが好きだと聞けばパスタを料理して、餃子が好きと聞けば中華料理屋に連れて行き、何も日本の家庭的な食事をさせてやっていなかったし、白川郷でも文化的な事の説明をしてやれなかった。おまけに私の車は、2週間前にランクルからボルボに変えていてスウェーデン車、家も南欧風。全く日本の文化を学ぶことが出来なかったんではないかと、今更ながらに反省をしています。
郡上踊りの時に、日本の学生さん達にも人気者で、皆が「イサック、イサック」と集まってきていましたから、人柄もいいに違いない。日本家庭の勉強にはならなかったでしょうが、私達の事は、大らかに受け止めてくれている事でしょう。イサックの結婚式には呼んでくれるとの事ですので、絶対にお祝いにスウェーデンに駆け付けます。
お別れ会の時に皆さんも話していましたが、こんなにも礼儀正しく真面目で落着きのある学生だとは思わず、感心する事ばかりでした。人間の本質は、世界共通だとつくづく感じられました、有り難うイサック! また会える日を楽しみにしています。(H.Y.様)
ジメジメの梅雨の真っ只中、スウェーデンからさわやかな風が我が家にやってきました。
以前からホストファミリーに興味がありましたが、なかなか踏み出せずにいました。今年は丁度息子の10歳の誕生日と重なる事もあり、「物より思い出」の我が家は即決心しました。
韓国はドラマ等でなじみのある国ですがスウェーデンは全く未知の国なので知らない国を知る機会だと思い今回エリックが我が家に来てくれてとても良い経験になりました。
日本語を勉強されているとはいえ日常的に使うのは困難でストレスだろうから私の流暢な英語(ウソです〈笑〉)の出番かなとかなり緊張していましたが全く問題なく、そのレベルの高さには驚きました。さすがルンド大学!!
彼はまじめで一生懸命そして思慮深く私達が忘れていた日本の心を彼の中に見ました。
アクアトトを見に行ったり日本刀鍛錬所へ出かけたり、居酒屋で息子の誕生会に温泉と、私達も楽しく過ごさせていただきました。
何よりもうれしかったのは、リビングで主人がイビキをかいて昼寝をはじめるとエリックもいつの間にか寝てしまった事です。慣れない気候で疲れていたからだと思いますが、私達に心を開いてくれている何よりの証しではないかと思いました。
最後の朝、集合場所に送る車中で息子は一言も言葉を発しませんでした。泣き虫で甘えん坊の息子です。きっと行かないでとしがみついて離れないだろう~私の予想は見事にはずれました。エリックを困らせたくない、笑顔で見送ろうと自分に言い聞かせていたようです。10歳になったんだなあと息子の成長をしみじみ感じました。バスを見送った後はさすがに涙でしたが。私もまるで旅立つ息子を見送るような心境でした。私達は確かに家族になれた。本当に最高の息子への誕生日プレゼントになりました。
別れは大変つらい事ではありますが出会いあれば別れあり。そしてまた新たな出会いが待っているはずです。
エリックは日本語で私達は英語で文通をする約束をしましたので、またワクワクしてきました。辞書とニラめっ子です。
エリックがプレゼントしてくれた彼の故郷ヘルシンボーグの写真集をいつかスウェーデンに行けたらな~と日々、ながめています。(M.Y.様)
あっ!! きっとあのイケメンがエリックだ!! とぼくは思った。ぼくの勘はあたった。初めてあった時ははずかしくてしゃべれなかったけど、エリックはやさしくぼくに話しかけてくれて、すぐに仲良しになれました。お出かけしたり、一緒にゲームをしたりお風呂に入ったり、まるでお兄ちゃんができたみたいでした。もう会えないけど英語を勉強して手紙を書きます。そしていつかスウェーデンへ絶対行きます。待っててね。お兄ちゃん!!(M.Y.様の息子さんT君)
留学生を迎い入れて3回目になります。毎年どんな子が我が家に来てくれるのか不安と緊張の中で対面式に臨んでいますが、あっという間に3泊4日が終わって、お別れする時「とっても楽しかった」と言ってもらってホッとします。
ニク君、元気?
25日は予定があってお別れパーティーに行けなくごめんなさいね。話しかけると流暢な日本語で丁寧に答えてくれて、最後にニッコリと素敵な笑顔を見せてくれました。料理に興味があるようで、私の手作り料理(げんこつ飴や梅サワー等)を「どうやって作るんですか」と問いかけてたね。食事の用意をしていると、「何かお手伝いすることないですか?」とそばに寄って来てくれて我が子のようでした。野菜をいっぱい切ってもらい、とっても上手でした。手巻き寿司やバーベキューを一緒に準備して楽しかったね。お城のてっぺんから眺めた吉田川で、主人が釣ってきた鮎の塩焼きをおいしそうに食べてくれて嬉しかったです。本当は、主人の趣味である友釣りに同行して鮎釣りを楽しんでもらう計画だったのですが前日の大雨で川が大洪水となり行けなくなって、非常に残念でした。
やり残した事がいっぱいあるから、きっとまた、郡上の我が家へ来て下さい。待ってますよ。楽しい時間をありがとうございました。(S.F.様)
ホストファミリーを体験した事は、私たち家族にとって、とても大切な思い出になりました。
主人は若い頃、海外にホームステイした事があり、その時お世話になった事を、時折思い出していた様です。そんな時、ホストファミリーの募集を知り、今回受け入れる家族となりました。
少ない時間の中でしたが、エミルとはいろんな事をしました。雨の中での盆踊り、暑い中でのサッカー、K(長女)の6才の誕生日も一緒にお祝しました。プレゼントの本は、彼女の宝物になりました。K(次男)には、トーマスの絵本を読んでくれました。ブロックの遊びでは、R(長男)とエミルの笑い声が聞こえてうれしい気持ちになりました。なにより思い出されるのは、家族そろっての食卓。ビールを飲んで、おしゃべりをしてとてもたのしいひとときでした。
いつも時間ギリギリの忙しいスケジュールでしたが、最後にエミルが、「全部たのしかったです。」と言ってくれて本当にうれしかったです。こちらこそ、ありがとうございました。
今回、ホストファミリーを経験して、多少言葉や、習慣の違いがあっても、お互いが相手を理解したい気持ちがあれば、だんだんわかり合える様になるんだなーと思いました。貴重な体験が出来て良かったと思います。ありがとうございました。(N.T.様、K様他)
今回初めてホストファミリーに参加させて頂きました。理由は、国や生活や習慣の違う方達とのふれ合いに自分自身が身近に感じてみたかったし、私達の子供にもいい経験ができるんじゃないかなと思いました。
ホームステイの初日はお互いに緊張していたのか話が少しかたい様な気がしました。でも2日、3日と経ち、3日の日のお別れの時はすごくジョークも言える様にかなり会話も楽しくなって来たのにお別れしなくてはいけないなんて少しがっかりの様な淋しく思いました。
3才の娘は最初からすごくなついていたのですが、ヴィクの方が子供になれてないせいで少しとまどっていましたが最後は一緒に手をつないだり、抱っこしてくれたりしてとてもめんどうを見てくれてとてもうれしく思いました。
今回参加させてもらってとても楽しかったし良かったと思います。また機会があれば参加できればいいなと思います。
少しの間の出会いでもお互いなにかきっかけになってくれればと思います。ありがとうございました。(I.S.様)
今年で3回目の留学生の受け入れとなりました。
3回目ともなればもう慣れてもよさそうなものなのに、やはり最初は緊張と不安はあるもので、今年も嫁いだ娘と孫(1歳、3歳)を呼び、私達夫婦の5人体制で迎えることとなりました。1年目の反省(宿泊業をしていることもあってか、お客様を接客していたようなかんもあり、受け入れ側の在り方を考えると同時に反省の一つとなりました)をもとに、お迎えしている間は私達が“お父さん、お母さん”で娘は“お姉さん”でそんな雰囲気で過ごせたら最高!!と考えました。
対面式では私が緊張しているのと同様、いえそれ以上にプムちゃんのほうが緊張しているのが伝わってきました。でも、そんな心配をよそに、初めて会ったプムちゃんはとっても可愛くて、笑顔の素敵な娘さんで日本語もとても上手に話され、私の緊張は一気になくなりました。孫を連れて行ったことも互いの緊張をほぐすことにもつながっていたと思います。
お迎えする我が家は“ひるがの”にあるということで、八幡からは行き返りに時間がかかりプムちゃん(昨年、一昨年の留学生の方も含め)にはとても疲れたんじゃないかと心配しています。でも長い車中ではお話しもできるのでそれもいいかな……
毎年思うことですが、留学生の方々の一生懸命さと礼儀正しさには感心させられ、刺激を与えてもらったというか、見直さなければいけないと深く感じるところがあります。
韓国の方をお迎えするのもお話しするのは今回が初めて・・・プムちゃんの笑顔や素直さや謙虚さはご両親の愛情を一心に受けて育ってこられたんだなあと強く感じました。そんなプムちゃんをおあずかりできたこと、嬉しかったです。
……娘もお別れ会で話しましたが……
本人にも伝えましたが、初めてお会いできたのがプムちゃんで良かったと。
マスコミやネットなどによる一方的に入ってきた情報による韓国という国に対してのイメージや偏見がプムちゃんに会えたことですっかり変りました。プムちゃんとの出会いは“私の中では親善大使のような存在”であったと。
最後に、こうした機会を与えていただいた友好協会関係者の皆様に深く感謝しています。
新たに出た反省と次回にはこうしたいという希望を持って、また是非参加させていただけたらと願っています。(Y.M.様)
大相撲名古屋場所を観戦しました。
生で見る相撲観戦は迫力があり、飲み物を片手に声をあげてエキサイトする学生さんが印象的でした。日本の国技を肌で感じてくれたのではないかと思います。私にとっても初めて見る生の大相撲でしたが、よい経験になりました。
サマースクールの終了を迎え、まとめの会(反省会)そして修了式が行われました。