平成20年度岐阜大学公開講座
「家庭菜園の基礎 理論と実際」
回 | 月日 | 教員 | 講義内容 |
1 | 4月27日 | 大場教授 伊藤助教 |
ガイダンス 野菜栽培の基礎1 |
2 | 5月11日 | 伊藤助教 | 野菜栽培の基礎2 |
3 | 6月8日 | 松井准教授 | 地球温暖化と稲 |
4 | 6月22日 | 松原准教授 | 野菜の作用 |
5 | 7月6日 | 百町教授 | 野菜の病害 |
6 | 7月20日 | 中野准教授 | 野菜の保存と流通 |
7 | 8月31日 | 福井教授 | 秋野菜の楽しみ方 |
8 | 9月14日 | 大場教授 | 秋栽培の準備 |
9 | 9月28日 | 田中教授 | 植物の機能 |
10 | 10月12日 | 三輪名誉教授 | 農業機械の基礎 |
11 | 10月19日 | 宮川教授 | 熱帯の野菜 |
12 | 11月9日 | 嶋津准教授 | 気象資源と被覆栽培を利用して寒締め菜っ葉をつくる |
13 | 12月7日 | 中野准教授 | 日本の食卓を考える -わが国が抱える食糧問題- |
14 | 12月21日 | 古田教授 | 遺伝子資源や由来、昨今の改良 |
15 | 2月8日 | 大場教授 | 終了 |
実施状況
第1回 4月27日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第1回目を開催しました。
大場教授によるのガイダンスの後、ひきつづき伊藤助教による「野菜栽培の基礎1」の講義を行いました。その後、畑に移動し実技に入りました。
畑ではクワの使い方や畦の作り方、苗の植えつけ方などを学んだ後、実際にそれぞれの区画で畦を立て今日は、トマトの苗の定植を行いました。
第2回 5月11日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第2回目を開催しました。
前回にひきつづき、伊藤助教による「野菜栽培の基礎2」を行いました。講義内容は肥料の5大要素・化学肥料と有機肥料・施肥の方法などでした。
今回行った実習は、ナス・ピーマン・キュウリ・トウモロコシの定植とトウモロコシの播種でした。
第3回 6月8日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第3回目を開催しました。
今回は、松井准教授による講義「 地球温暖化と稲 」を行いました。
実習はトウモロコシの定植と、すでに植えてある作物の追肥を行いました。追肥に使用した肥料は尿素とIB化成でした。そのほかには除草、誘引等を行いました。
第4回 6月22日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第4回目を開催しました。
松原准教授による講義「野菜の作用」を行いました。雨天のため畑での実習は行えませんでした。
第5回 7月6日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第5回目を開催しました。
百町教授による「野菜の病害」についての講義を行いました。除草、収穫、追肥を行いました。
第6回 7月20日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第6回目を開催しました。
中野准教授による「野菜の保存と流通」についての講義を行いました。実習は除草、収穫を行いました。
第7回 8月31日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第7回目を開催しました。
福井教授による「秋野菜の楽しみ方」についての講義を行いました。実習は除草、片付け、秋野菜の準備を行いました。
第8回 9月14日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第8回目を開催しました。
大場教授の説明の後、すぐに実習を行いました。実習は、夏野菜が終わった場所に畦を立てキャベツ、ハクサイ、ブロッコリー、カリフラワー、サンチェ、ネギの定植とジャガイモ、ダイコン、ホウレンソウ、ショウガツナ、ニンジン、ミズナ、カブの播種を行いました。土がとても固いところもあり畦作りに苦労しました。
暑くてやることも盛りだくさんで作業時間が長くなり皆さんお疲れ気味でしたが、何とかネット張りまでできました。まだ収穫の終わっていないサツマイモ、サトイモ、ラッカセイ、ナスはまだ畑にあります。参加者は10組でした。
第9回 9月28日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第9回目を開催しました。
田中教授による「植物の機能」についての講義を行いました。実習は播種、定植のほか土寄せ、除草、ダイコンの間引きなどを行いました。
第10回 10月12日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第10回目を開催しました。
三輪名誉教授による「農業機械の基礎」についての講義を行いました。実習では、農場にある小型管理機の取り扱いの説明と、希望者に実際に動かしてもらいました。そのほかには間引き、除草、収穫、整地、播種、追肥などそれぞれの畑の状態に応じた作業を行いました。
第11回 10月19日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第11回目を開催しました。
宮川教授による「熱帯の野菜」についての講義を行いました。実習では、間引き、除草、収穫、追肥などそれぞれの畑の状態に応じた作業を行いました。
第12回 11月9日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第12回目を開催しました。
嶋津准教授による「気象資源と被覆栽培を利用して寒締め菜っ葉をつくる」と題した講義を行いました。実習は収穫、間引き、除草、ネット外しを行いました。
第13回 12月7日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第13回目を開催しました。
中野准教授による「日本の食卓を考える -わが国が抱える食糧問題-」と題した講義を行いました。内容は、食品のラベルの見方や消費期限と賞味期限の違い、食品の偽装問題などのついてでした。
実習は収穫期を迎えたブロッコリー、ハクサイ、ホウレンソウ、ダイコン、ジャガイモの収穫作業を行いました。参加者は11組13名でした。
第14回 12月21日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第14回目を開催しました。
古田教授による「遺伝子資源や由来、昨今の改良」と題した講義を行いました。
実習は収穫を行いました。
第15回 2月8日
「家庭菜園の基礎 理論と実際」第15回目を開催しました。
大場教授による最後の講義を行いました。実習は残っているものを全て取り去り次年度のために全員で堆肥を散布し終了しました。1年間ご苦労様でした。