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カルフール幕張
 【切花および鉢花販売】
 (千葉県千葉市 幕張新都心「JR海浜幕張駅」)

 JR海浜幕張駅すぐ近くに、2000年12月8日にオープンしたカルフール幕張店を2002年1月22日に訪問しました。カルフール幕張店は、切花の5日間保証を行っていることで有名で、是非調査したかったお店です。
 以下の本文中にある写真は、無許可で撮影したものです。カルフール幕張店には大変申し訳なく思いますが、どうかお許し下さい。
 カルフールの2階のハイパーマーケット内に切花と鉢花の販売コーナーがありました。その周りには鉢や肥料、用土、園芸グッズなどのコーナーもあります。

 

 注目の切花コーナーには、私が見て回っていた30分程度の間にも4人のお客さんが切花の花束を購入していました。また、その後店内を歩き回っていると、花束を持ったお客さんと何人もすれ違いました。金額は確かに安く、カーネーションやストック、ガーベラを中心としてカスミソウなどをあしらった花束が100円台から高くても200円台で売られていました。また鉢物についても価格は安いと感じました。

    

 さて、切り花の日持ち保証ですが、切花販売コーナーには看板が立っていて「カルフールは5日間、花の鮮度を保証します」と書いてありました。全ての花束には切花鮮度保持材【クリザール(Chrysal)クリアーフラワーフード500ml用】の小袋が添付されていました。この切花鮮度保持材は、切花の老化ホルモンの1つのエチレンの発生を抑える薬剤で、カーネーションやストック、ガーベラ、カスミソウなどには高い鮮度保持効果を発揮します。
 当初の私の予想としては、切花の鮮度(生産者が収穫してからの日数)を重要視しているのかと思っていましたが、鮮度保持材を効果的に使用する手法を用いていました。
 切花や鉢物の売り場は他の商品と同じフロアーにあるので、湿度が低く、温度も高いなど、花を売る環境としては必ずしも適しているとはいえない環境ですが、切花保持材の活用に加えて、価格が安いため商品の回転率が早く、鮮度を維持できるのではないかと感じました。

 

 残念ながら、鉢物については潅水などの手間が入っていないようで、少々傷んだものも見られました。

  

 私の感想ですが、カルフールとしては花を大きく取り上げるほどの意気込みがあるとは感じられませんでした。店内のエスカレーターや通路に飾られた寄せ植えを見ると、造花の葉物が鮮やかな緑をしていますが、植物は萎れたり枯れたりしていてチョット残念でした。

          

 おもしろい商品として見つけたものは、野菜売り場のコーナーにあった「キッチンハーブの鉢植え」でした。以前、オランダのスーパーで見かけたことがありましたが、国内では私は初めて見ました。