.. kamagata .. _kamagata-research: ==================== 鎌形准教授の研究内容 ==================== 分子の動きの観点からタンパク質の秘密を探る -------------------------------------------- 単分子蛍光顕微鏡とその関連技術を独自に開発し、DNA・タンパク質複合系の物性や機能を ``分子の動き`` の観点から解析してます。 特に近年では、タンパク質の **液-液相分離の研究** 、 **分子の機能や生命現象を制御する分子の設計** をしてます。 .. note:: 液ー液相分離: 液-液相分離とは、液体が均一ではなく、異なる性質を持つ液体が混ざり合わない状態で存在する現象です。 この現象は、細胞内でも起こっており、特定のタンパク質などが集まって液滴状の構造を作ることで、細胞内の様々な機能を担っています。 液-液相分離の重要性: - 細胞内の構造と機能の理解:   液-液相分離は、細胞内の構造形成や、様々な生体反応の場を提供する上で重要な役割を果たしています。 - 疾患のメカニズム解明:   多くの神経疾患やがんにおいて、液-液相分離の異常が関与していると考えられています。 .. figure:: kamagata-research.jpg :height: 400 蛋白質の集団としての機能を測り、制御し、創る 液-液相分離を以下の3つの側面から研究 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 計測: ^^^^^ 独自に開発した装置を用いて、液-液相分離の過程や、液滴内のタンパク質の動きなどを詳細に観察しています。 制御: ^^^^^ 特定の分子を設計・合成することで、液-液相分離を人為的に制御することを目指しています。 設計: ^^^^^^ 天然のタンパク質を模倣した人工的なタンパク質を設計し、液-液相分離の性質を調べたり、新しい機能を持つ液滴を作製したりしています。 **国内外の研究者** とだけでなく **製薬メーカーとの共同研究** もしています。 この研究でわかること ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ **液-液相分離のメカニズムを解明することで、これらの疾患の新たな治療法開発につながることが期待されます。** この研究を通して得られるもの ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 以下のことを学ぶことができます。 - タンパク質化学: 分子設計の方法を学びます。 - 実験技術: 試料調整や単粒子蛍光顕微鏡を使った実験方法など、様々な実験技術を習得できます。 - データ解析: 実験で得られたデータを独自のソフトで解析し、そこから意味を読み解く方法を学びます。 学生指導にあたっては: ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ - 研究の仕方を1つ1つ丁寧に教えます - 日々話し合いながら、研究を進めます - 顕微鏡で見えるタンパク質"一分子"の世界にワクワクしてほしい などを念頭に研究指導にあたります。