当セミナーは、観光や農業・農村問題に関心のある3年生5人が所属しています。農村の活性化や観光開発のあり方を考える場合、「万能薬」は存在せず、それぞれの地域に応じた対策が必要です。そのためには、これまでどういう視点からその現象(あるいは場所)が解釈され、振興策が行われてきたのかを理解するとともに、現地を訪れ、その雰囲気を直接「感じる」ことが重要です。
通常のセミナーでは、各学生が関心のあるテーマについて既存の研究論文を精読し、物事を多角的にみつめる「目」を養うことに重点を置いています。また、それと並行し、パソコンを用いた統計データの処理方法・地図化に関するレクチャーや学生の関心のある場所や現象を直接見に行く「巡検」を行っています。
所属学生の関心をキーワードとして挙げると、「農村観光の担い手」、「観光地の場所イメージ」、「創られた伝統」、「世界遺産観光」、「フェアトレード」です。観光や文化に関する幅広いテーマに関心をもっているといえます。指導においては、コミュニケーションを重視し、学生の興味・関心に沿ったテーマについて深く学んでもらうことを第一に考えています。 |